飛行機・鉄道

ダイヤが乱れても空席がありそうな新幹線の探し方

新大阪〜東京間を走る東海道新幹線のぞみ号は本数が多く、どの列車に乗るか迷います。しかし、その中でもおススメの列車というものがあります。

  • 東京〜新大阪駅間なら、号数(のぞみ○○号)の数字が200以降のものを選ぶ方が良い。その方が人が少なく、座席に座れる可能性が高い。
  • 特に新大阪駅から乗るときは、号数が200番台以降は新大阪駅始発なので、ダイヤが乱れたときは始発駅から自由席に並ぶのも一案

新幹線の号数の規則性

東京〜新大阪間を移動する場合、新幹線は飛行機と比べて本数も多く、手荷物検査もないため駅に着いたらすぐに乗ることができるので便利です。EX予約できっぷを予約しておけば、出発数分前まで自由に変更ができるのも便利です。

ところで、新幹線の号数(のぞみ○○号)を気にしたことはありますか?普通は出発時刻を見れば列車を特定できるので、号数をきちんと見ることはないと思います。この号数ですが、駅の電光掲示板を眺めると、連番ではなく1〜2桁のものと3桁のものが混ざっています。また200号台はよく見かけるのに100番台はあまり見当たらないと思います。

実は、この号数は運転区間や列車種類によって規則性があります。詳しくはWikipediaに書かれているのですが、のぞみについてだけ書くと、ごく大雑把に

  • 1号〜190号台…東京〜博多
  • 200〜430号台…東京〜新大阪

となります。

おススメは200号以降ののぞみ

このことから号数が200以降のものは新大阪発着になり、新神戸以西の区間を利用する乗客はいません。結果として、号数が190台以下のものと比べて、200以降のものは

  • 乗客が比較的少なく隣の座席が空いている可能性が高い
  • 頭上の棚が荷物で塞がっている可能性が低い

と言えるため、東京〜新大阪間の利用であれば、可能であれば号数が200以降ののぞみを使った方が良いと思います。なお、この規則は新幹線のぞみに適用されるものであり、ひかりやこだま、また九州新幹線(さくら・みずほ)には適用されないのでご注意ください。

ダイヤが乱れた時に大きな差が出ることがある

東海道新幹線(東京〜新大阪)は山陽新幹線(新大阪〜博多)とつながっていますが、山陽新幹線にトラブルがあると東海道新幹線に影響が出ることがあります。

2018年1月2日の夕方、私は関西から東京に向かうため、予約していた便が出るギリギリの時間に新大阪駅に着いたところ、電光掲示板を見ると、なぜか私が乗る予定の新幹線が表示されていませんでした。そして私が乗る予定の新幹線より後の新幹線が先に出るようなことが書いていました。

これは山陽新幹線の区間で架線に飛来物が付着して一時運転見合わせとなっていたためで、博多から来る新幹線(1〜190号台)は当然大幅な遅れ。一方、新大阪発着の新幹線(200号台〜)は博多からの新幹線が来るのを待たずに出発していたので、多少遅れはありましたが、ダイヤの乱れは少なくなっていました。

そのため、山陽新幹線区間でトラブルがあったときは、可能なら新大阪駅発着の号数が200以降の新幹線に予約変更した方が、東京に早く着く可能性が高いと言えます。

なお最新バージョンのEX予約アプリを使えば、ダイヤ乱れ時に限り、普段は予約できない「定刻を過ぎた新幹線」を予約できるようです。

終わりに:空席が多そうな新幹線の探し方

東海道新幹線のぞみに乗る場合、号数が200以降のものの方が空席が多い傾向にあることが分かりました。特にダイヤが乱れているときにも動いている傾向にあります。

迷ったら200号以降のものを予約しましょう!

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