北上尾駅の近くにある「オートパーラー上尾」に行ってきました。昔のドライブインにあった食品の自動販売機や、レトロゲームを楽しんできました。
ポイント
- ゲームセンターの中にうどん・そばやトーストの自動販売機がある
- うどん・そばやトーストは思った以上に熱いので、やけどに注意!
オートパーラー上尾とは
郊外へ行くと、一般道路沿いに「道の駅」を見かけることがありますが、地域によっては昭和感が残るドライブイン(長距離ドライブ時の休憩所)的施設が令和の時代でも残っていることがあります。
今回訪れたオートパーラー上尾もその1つで、国道17号線沿いの、JR北上尾駅近くにあります。
オートパーラー上尾への行き方(電車利用)
通常、このようなドライブイン施設には自動車で行くものですが、オートパーラー上尾は電車でも行けるような場所にあります。JR高崎線の北上尾駅から、徒歩約10分。
まずはJR高崎線の北上尾駅に行きましょう。湘南新宿ラインや上野東京ラインへの電車も通っているので、都内からも比較的アクセスしやすい場所にあります。

東口を出たら、5分ほどまっすぐ歩きます。道路の両側に上尾PAPAという大型ショッピングセンターが見えます。
しばらく行くと、北上尾駅東入口という、幅の広い道路との交差点にたどり着きます。すたみな太郎というレストランやイエローハットがある交差点です。

これを左に曲がって5分ほど進みます。暫く進むと、びっくりドンキーやロイヤルホストが道路沿いに見えます。さらに進むと、左手に「オートパーラー上尾」が見つかります。昼だと道路沿いの看板が見えるのですが、夜だと道路沿いの看板は暗くて見えない上に、建物にある店名の電飾も中途半端に消えているため、自動車を運転しながらだとなかなか見つけるのが難しいと思います。

ちなみに、私は平日の夜21時ころに着きましたが、駐車場は結構車が入っていました。
オートパーラー上尾でレトロな空間を楽しむ
中に入ると、昭和〜1990年代を彷彿とさせる空間が広がっています。
食品の自動販売機がある
店内に入るとゲームセンターの筐体が大量に並んでいますが、入って左奥の方に食品の自動販売機があります。覚えているだけで次のものがありました。
- うどん・そばの自動販売機
- トーストの自動販売機
- お菓子の自動販売機
- ドリンクの自動販売機
- カップ麺の自動販売機
このうち、うどん・そばの自動販売機と、トーストの自動販売機は、今の時代ではなかなか見かける機会が少ないものです。また、ドリンクの自動販売機では瓶のコーラが売られていました。これも自動販売機で見かけるのは珍しい。
また、買ったものを食べるためのテーブルも多少あります。

まずはそばの自動販売機を試してみました。お金を入れてしばらく(30秒くらい?)待つと、本当にそばが出てきました。ちなみに容器いっぱいに入っており、結構熱いです。やけどに注意しましょう。そばが出てきた場所の横に割り箸なども入っています。
写真のとおり、天ぷらそばです。ただ、天ぷらの下にうずらの卵やわかめも入っており、自販機とは思えないほど充実したものでした。

ほかに、トーストの自動販売機もありました。

トーストはチーズハムとコンビーフの2種類があり、どちらも200円。これは安い!
お金を入れてボタンを押すと、30秒ほどして熱々のトーストが出てきます。アルミホイルに包まれた状態で加熱されたものと思われますが、本当に熱くてやけどしそうだったので、冷めるまでしばらく待つか、ハンカチ等で持った方が良いです。どういう仕組みなのか分かりませんが、短時間でしっかりと焼き上げられていました。

せっかくなので、同じ場所にあったドリンクの自販機で瓶のコカ・コーラも買いました。栓抜きは自販機に付いているのでご安心を。
なお、小銭が無い場合は、ゲームセンターの方に両替機があるので利用しましょう。
ちなみに、店内はタバコのニオイが染み付いた空気になっています(昔のゲーセンを彷彿とさせる)。煙で曇っているということはなかったですが、長年の営業で染み付いたニオイは取り除けないため、そばを分析するように味わうのは難しかったです。
レトロなゲームもあるゲームセンターがある
上記の食品自動販売機のスペースは一部であり、大部分はゲームセンターとして使われていました。食品自動販売機は、運転手のための休憩スペースというより、ゲームに熱中する人の休憩スペースと化しているのかもしれません(雀荘で提供される食事のようなもの?雀荘に入ったことが無いので分からないのですが)。
ざっと見た感じでは麻雀ゲーム(比較的新しい筐体)が多かった印象ですが、それ以外に懐かしいゲームの筐体もありました。例えば、デモ画面で猿が出てくるテトリスとか(←分かる?)、パズルボブルとか。他にスロット的なものも多くありました。30〜40代の男子にとっては、ある種の懐かしさを感じられると思います。実際、黙々とゲームに集中している男性陣が何人もいました。