軽いアスペルガー(ASD)かもしれない私が生きづらさを解消するために読んでみた本

読書

軽いアスペルガー(ASD)かもしれない私が、生きづらさを克服とは言わないまでも改善するために読んでみた本について記します。

私は軽いアスペルガー(ASD)なのか?

以前の記事で書いたように、高学歴者向けのコミュニケーション カウンセリングが欲しいと書きました。まぁ自分自身がそう思っていた(今はそこまでではない)ため書いた記事なのですが、世界(というよりも世間)の中で生きていくのに息苦しさを感じていたというのが、以前の記事を書いたそもそもの動機になります。今まで、息苦しさを感じていたものの、原因が分からないままで生きてきました。

そんな状態が続いていた中で、ある知り合いから私が軽いアスペルガーなのではないかと言われました。調べてみると、確かにその傾向はある気がする…。ただし専門家の診断を受けたわけではないので間違っているかもしれません。

もっとも、その知り合いが言うように、仮にアスペルガーだったとしても軽度のものであり、社会生活に支障をきたしているという程ではありません。社会性が重要視される今の日本の中で、社会性の不足というdisadvantageを持つ者としては、私はかなり良い方の社会的ポジションにたどり着けたと思います。

今まで読んだ書籍

私が実際に軽いアスペルガーだと仮定すると、問題点が明確なら解決策も研究されているはずです。いくつか書籍を読んでみたので、感想をつらつらと書いていきます。

発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術

個人的にはこの本がおすすめ。

高学歴であるものの新卒で入った会社でまわりの習慣に馴染めず退職した筆者が、自分の弱点をカバーしつつ、社会との関わり方を独自の視点で見直して、あるべきだった対応方法を提示した本。私は筆者ほど空気を読めないわけではないと思っているのですが、大いに共感する部分はありました。人の心は私にはよく分からないのですが、対人関係すらビジネスだと割り切って考える(心を無にして接するということではなく、対人関係も見えない通貨のやり取りだとみなす)ことで、意外にも合理的に対人関係を捉えることができるようになりました。同じように考えることで私も納得できる部分があり、個人的には役に立つ内容だと思います。

アスペルガー症候群 大人の生活完全ガイド

タイトル通り、アスペルガー症候群の大人がどのように症状と折り合いをつけて生活していくか、本人に対してだけではなく周囲の人も含め書かれている。ただ、ここに書かれている内容は、社会生活に既に問題が起きている人向けになっています。私はそこまでひどくないので、あまり役に立ちませんでしたが、社会にはこういう人や対応方法もあるんだなということを知ることができた点が有意義。

アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか?

なんというか…厳しい現実が突きつけられる内容でした。この本から分かることは、アスペルガー者とそれ以外の人(この本では「健常者」という表現をしている)とでは、見えている世界が違うということ。人の心や人間らしい感情というものは、分かるわけありません。ちなみに、Amazonのレビューが賛否両論で激しく割れています(筆者の病院に対する批判とか…)。

終わりに:割り切って生きるのも一つの手

ある程度の社会的ポジションを得られる程度に社会生活を営むことができている人にとって、人の心が分からなくて困るという点は、1冊目の本を読んでいっそのこと割り切って(社会で生活する上で守らなければならないルールであり、これを極めればむしろadvantageになる武器にもなり得るものとして)考えると楽になると思います。

自分自身の苦手な点を把握しつつ、うまく立ち回ることで、私は30代前半で年収を8桁にすることはできました。

なお、アスペルガー者の症状は複合的かつ症状の重さが人によってかなり異なるため、上記の本が必ずしも役に立つとは限りません。また挙げられている例も少なからずバイアスがあると思う(私にとっては1冊目のものは私の状態に比較的近いが一致しているわけではないし、このパターンは恐らく少ないと思う)ので、あくまで一例として読むようにしてください。私は専門家ではないので、本当に困難を感じているのであれば専門家の診断を受けるようにしてください。