自分の名前を領収書などに書くためのサイン(署名)を作ってみました。
サラリーマンの私がサインを作ろうと思ったきっかけ
今まで多くのホテルに泊まりましたが、ホテルに泊まった時に領収書などにサインを求められます。

日本で「サイン」と言うと芸能人やプロスポーツ選手のイメージがありますし、「署名」と言うと契約書など重要な書類のイメージがありますが、ホテルに限らず、よく考えると私達が自分の名前をサインする機会は日常生活の中でも意外とあります。
- 買い物でクレジットカードで支払ったとき
- タクシーに乗ってクレジットカードで支払ったとき
また、私は外資系の会社で働いているのですが、外国人の上司が契約書などにサインをするのを目にすることがあります。こういうとき、サインをササッと書いているのを見ると格好良く感じます。
サインを格好良く書けると気分が変わることに気づいたので、サイン(署名)を身に着けようと思いました。

サインに求める条件
実はサインに決まった形式はなく、ほとんど読めないようなサインを書く人もいます。実際には
- 自分の名前を表すものとして形が一定している
- 手早く書ける
という条件を満たせばサインとして使えるでしょう。サインを自分で作ることは可能であり、参考になる書籍も存在します。
しかし……実際にどのようなサインを作れば良いかは、自分ではなかなか分からないものです。一度身につけると一生使うものだということを考えると、自己流は少々不安になります。そこで、プロに依頼して作ってもらうことにしました。
署名ドットコムでサインを作ってもらった
いくつかのサイトを比較して、私は署名ドットコムというサイトを利用しました。
選べるサインの種類
このサイトでは、漢字(縦書きor横書き)と英字(横書きのみ)のそれぞれで3タイプの署名から選ぶことができます。
- 実用型…無難。仕事関係の書類に書くのには向いているかと。ただし速写型ほど速くは書けない。
- 速写型…速く書けることを重視したタイプ。クレジットカードの領収書などに書くのには良さそう。
- 個性型…他のものより個性的。ハンドメイドで何かを作っている人が自分の作品にサインするときや、有名人がサインするときに使える。

2種類選ぶなら「2点バリュープラン」として注文すれば、1種類ずつ申し込むより割安になり、説明資料・練習資料の紙やデータ保存用CDが郵送されます。

オススメのオプション
私の場合は上記の通り2点バリュープランを選んだので、書き方の説明資料や練習資料(なぞって練習するためのA4の紙5枚)が郵送されます。しかし実際に書くときのイメージがなかなか湧きません。
追加料金がかかりますが、「サイン運筆動画」のオプションも追加することを強くオススメします。この動画には「手書き版」(実際にペンでサインを手書きしたときの動画)と「動画版」(サインの書き順を分かりやすく説明したアニメ)の2種類があり、好みが分かれるかもしれませんが、私は実際に書くときのイメージを残すために「手書き版」を選択しました。
なお「4点スタンダードプラン」以上だと、サイン運筆動画のオプションが無料で付いてくるので、2種類だと足りないという方は4点スタンダードプラン以上にすれば良いと思います。
実際に届いた後の練習方法
資料が届いたら、次のような流れで練習すれば身につくと思います。
- 説明資料をよく読んで、サインの組み立て方を理解する
- サイン運筆動画を見て書き方(手の動かし方)をイメージする
- 練習資料をなぞって練習する
- たまに白紙の紙にサインを書いて練習する(慣れるまで3.と4.を繰り返す)
- 普段の生活でも使ってみる
練習資料には1枚あたり20〜30個のサインが印刷されているので、小学生の漢字ドリルのようになぞって練習していきます。練習資料は5枚付いてきますが、3.と4.を繰り返せば、5枚使い切る頃には身についていると思います。もし3〜4枚使っても、身につくか自信がない場合は、未使用の練習資料をコピーすればよいでしょう。
カッコいいサインは自信につながる
今は普段の生活でも使っており、タクシーに乗った時にサインをすることがあります。
はじめはぎこちなかったのですが、今はスラスラと書けるようになりました。サインをカッコよく書くことができると、仕事がデキる人のように見えるので、それだけで自信につながります。
サインは一生モノなので、書きやすさと見た目の良さの両方を兼ね備えたサインをプロに作ってもらって良かったと感じています。
