カードのポイントを貯めるには、知人紹介などを除けば、とにかく決済額を増やすしかありません。ポイントを貯めるために、普段私が行っていることを書いていきます。
少額でもとにかくカード決済する
コンビニでペットボトルのお茶を1本買うときでも、現金ではなくカードを使います。コンビニでの少額決済でわざわざカードを出すのはやや気が引けるという方の気持ちも分からなくもありません。コンビニでの決済を例として、カードを渡さなくても良い方法を書いてみます。
客がカードを挿すタイプのコンビニのレジを使う
最近のコンビニでは、店員さんにカードを渡すのではなく、客が自らカードをカードリーダーに挿すタイプのレジも増えてきています。近くのコンビニがそのようなレジであれば、積極的に利用しましょう。
セルフレジを使う
セルフレジでは、支払いはクレジットカードか各種スマホ決済です。セルフという名の通り、すべて自分だけで完結するため、上記のタイプのレジがないお店に入ったときはセルフレジを使いましょう。
QUIC Payを使う
アメックスをiPhoneのQUIC Payに登録しておけば、クレジットカードを出さずとも、iPhoneをリーダにかざすだけで決済が完了します。そのときにもポイントが付くので、カードを出すのに抵抗がある方はこちらを使ってみましょう。
高額な買い物でカード決済する
上記とは逆に、高価な買い物をするときにカード決済するのも重要です。例えば百貨店での買い物や家電を買うときは、カードを受け付けていないことはないはずなのでカード決済しましょう。
さらに高価なところでは、輸入車を買う時にカード決済できる場合が少なからずあるようなので、お店に尋ねてみるのも手です(残念ながら、国産車を買う場合はほとんどカードを使えないらしい)。
変わったところでは、結婚式の費用をカード払いすることが可能な場合があります。通常の結婚式場では、事前の振込みとなることがほとんどなのでカードが使えないのですが、私の知り合いで高級ホテルで結婚式を行った際に500万円ほどカード決済していたという話を聞いたことがあります。実のところ、当日カード決済することができれば実質的な初期費用(ご祝儀を勘定に入れたときの支払い必要額。例えば仮に費用が全部で400万円かかるとして、ご祝儀で200万円返ってくることが分かっているのであれば、カード払い可能なら400万円ではなく200万円用意するだけなので、ハードルが下がる。カードで400万円分決済できる人なら200万円くらい貯金はあるだろう…と思われているのかもしれませんが、明らかに高収入な人であっても貯金が少ないという人は意外と多いものです)が減るので新郎新婦の経済的負担が減りますし、式場としても新郎新婦から支払いを踏み倒される心配がなくなる(リスクがカード会社に移転する)ので、新郎新婦と式場の双方にメリットがあると思います。仮に3%程度高くしたとしても、カード決済の需要はあると思うので、ぜひ検討して頂きたいところです。
旅行や飲み会を企画して費用を支払う
複数名で旅行や飲み会を企画し、お店の予約等をする代わり(?)に参加者から現金で費用を集金し、幹事としてまとめてカード払いすれば、まとまった金額の決済になるのでポイントもその分得ることができます。
なお、ここで幹事が立て替えることでポイントを稼ぐのがずるいなどと抜かす輩が一定数いるかと思います。ただ、幹事として店の候補探しや予約をするのにはある程度時間がかかっていることを留意しなければなりません。比較的高めの給与を得ている人であれば、(仮に残業がないものとして)給与を時給換算すれば単純計算で2,000〜3,000円の範囲、またはそれ以上になる方は多いと思います。お店選びから予約までを仮にすべてを30分で終えたとしても、1,000〜1,500円分の時間を消費しているわけなので、たかだか数万円分のポイントを得ても割に合わない、むしろもっと欲しいと主張したいところです。
アメックス・プラチナのコンシェルジュにこの作業を丸投げすることもでき、その場合は自分の時間の消費量は減ります。ただ、その場合も、コンシェルジュを使えるように高い年会費を支払っているんだと言っても良いかと思います。
外貨でカード決済する
アメックス・プラチナ以上の場合、事前登録することで、外貨決済で得られるポイントが3倍になるという制度があります。例えば海外旅行でホテルの代金を5万円分支払うと、15万円分払うことで得られるのと同量のポイントが得られます。使える機会は限られるかと思いますが、外貨で支払うという選択肢がある場合は考慮してみましょう。