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ヒルトン系列の利用に最適なクレジットカード等の選び方

2021-09-12

ヒルトン系列のホテルを利用するときに優待を得られる方法として、ヒルトン・オナーズの会員になる、アメックスのファイン・ホテル・アンド・リゾート特典を利用する等の方法があります。

年会費等を考えると、どの方法をとるのが良いかを利用頻度ごとに考えてみます。

今回比較するもの

ホテルでの宿泊を考えて、次の方法を比較・検討してみます。

  • ヒルトン・アメックスを持ってヒルトン・オナーズのゴールド会員
  • ヒルトン・アメックス プレミアムを持ってヒルトン・オナーズのゴールド会員
  • アメックス・プラチナを持ってファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)特典を利用 + ヒルトン・オナーズのゴールド会員
  • Hilton Impresarioプログラムを使って宿泊

特典の比較

宿泊時の特典

それぞれの方法で宿泊した場合に得られるメリットを考えます。

特典ヒルトン・アメックス
(ヒルトン ゴールド会員)
ヒルトン・アメックス プレミアム
(ヒルトン ダイヤモンド会員)
アメックス・プラチナ(FHR)Impresario
予約状況次第で客室アップグレード○(エグゼクティブルームまで)◎(スイートになる可能性もあり)○(一部カテゴリーは対象外)○(一部カテゴリーは対象外)
2名分朝食無料◎(ヒルトンゴールドより良いメニューのことがある)◎(ヒルトンゴールドより良いメニューのことがある)
予約状況次第でアーリーチェックイン××
予約状況次第でレイトチェックアウト△(1〜2時間程度)△?◎(16時まで確約)○(ヒルトンゴールドより長め)
ホテル内クレジット××○(100 USD相当)○(100 USD相当)
ヒルトンのボーナスポイント○(+80%)◎(+100%)○(アメックス・プラチナを持っていればゴールド会員のはずなので+80%)◎(ホテル次第で+100%)
エグゼクティブラウンジの利用△(アップグレード結果次第)◎(部屋に関係なく確実に利用可能)△(アップグレード結果次第)△(アップグレード結果次第)
無料宿泊特典○(ウィークエンド無料宿泊特典:コンラッド等の高級ブランドも対象・週末のみ)ウィークエンド無料宿泊特典:コンラッド等の高級ブランドも対象・週末のみ)○(フリーステイギフト:コンラッドは対象外・平日も利用可)×
上記の特典の対象ヒルトン系列の全ホテルヒルトン系列の全ホテル主にコンラッド等の高級ブランド主にコンラッド等の高級ブランド

利用可能な特典だけ見ると、概ね FHR > Impresario > ヒルトンダイヤ > ヒルトンゴールドに見えます。ただ、スイートルームへのアップグレード可能性やエグゼクティブラウンジの利用可否も考えると、滞在時間が短ければヒルトンダイヤの方が良いケースも出てきます。

無料宿泊特典は2種類あります。ヒルトン・アメックスやヒルトン・アメックス プレミアム保有によるものは、コンラッドを含むほぼすべてのホテルに利用可能ですが、週末の利用にしか使えません。一方、FHRはアメックス・プラチナのフリーステイギフト1が使えます。コンラッド東京 / 大阪は対象外ですが、メジャーなヒルトンホテルは対象となっており、なおかつ除外日を除いて曜日に関係なく使えます。

HPCJの特典

アメックス・プラチナは関係ないのですが、ヒルトン・アメックスやヒルトン・アメックス プレミアムを保有しているとHPCJというものにも年会費割引(10,000円)で入会できます。

HPCJ
宿泊の割引25%
宿泊時のレストランの割引20%
宿泊なしのレストラン利用時の割引10%
割引券5,000円分 * 2枚

割引券が合計10,000円分手に入り、割引後の年会費と同額なので、割引券を使えば年会費は実質的にゼロとも言えます。ヒルトン系列での宿泊やレストラン利用が一定程度発生するのであれば、HPCJ会員向けの割引を狙ってHPCJに入会するのも良いでしょう。

HPCJでは宿泊料金がベストレートより25%割引になります。ヒルトン系列は元の値段がそれなりに高いので、25%割引での値引きは結構大きなものになります。

さらに、宿泊なしのレストラン利用でも割引は効いてくるのが特筆すべき点です。ヒルトンの場合、マリオット・ボンヴォイとは異なりゴールド会員以上でもレストランの割引は特にありません。しかしHPCJの会員だとレストラン利用の割引が存在するので、仕事やプライベートでレストランだけを利用するようなシチュエーションでもメリットがあります。

必要な年間コスト

ヒルトン・オナーズのゴールド会員等は、ホテル修行ではなくクレジットカードの保有で得ることを考えます。すると、年間で一定のコストがかかります。

比較対象年間コスト(税込)
ヒルトン・アメックス16,500円
ヒルトン・アメックス プレミアム66,000円
HPCJ10,000円
アメックス・プラチナ143,000円
Impresarioプログラム0円

最適なプラン

上記の年間コストや特典を踏まえて、適切なプランを考えてみます。

特典の価値

それぞれの特典の価値を、ごくおおざっぱに円換算してみます。

ホテルのランク特典特典の価値(円・税サ込)
コンラッドヒルトン ゴールド会員13,0002
ヒルトン ダイヤモンド会員16,0003
HPCJ10,0004
アメックス・プラチナ FHR26,0005
Impresario23,0006
ヒルトン / ダブルツリーbyヒルトンヒルトン ゴールド会員11,0007
ヒルトン ダイヤモンド会員14,000
HPCJ7,0008

この表によると、コンラッドやヒルトンに2回泊まるとヒルトン・アメックスの年会費を回収でき、5回泊まるとヒルトン・アメックス プレミアムの年会費を回収できます。

またコンラッドに6回泊まるとアメックス・プラチナの年会費も回収できます。

最適なプラン

まず、ヒルトン系列のホテルに泊まることが年1回あるかないか(0回〜1回)なら、年会費を回収できない可能性があるため、ヒルトンアメックスやアメックス・プラチナは要らないでしょう。ただし年1回以上は必ず泊まるのであれば、ウィークエンド無料宿泊特典を目当てにヒルトンアメックスを発行するメリットがあります。コンラッドに泊まるときだけImpresarioを使えば十分です。

コンラッドへの宿泊がメインであるものの回数が多くない場合は、Impresarioプログラムで予約すれば良いです。ただ、何度も宿泊するなら、アメックス・プラチナのFHR特典でレイトチェックアウトを16時確約にすることも検討の余地があります。

コンラッドではなく、ヒルトンブランドのホテルに一定程度以上泊まるのなら、年会費が少々高いもののヒルトン・アメックス・プレミアムを持ってヒルトンのダイヤモンド会員になる価値があります。宿泊回数が2〜4回ならヒルトン・アメックスで十分でしょう。

また、レストランのみの利用がそれなりにあるのであれば、レストランでの割引を目当てにヒルトン・アメックスを持ってHPCJに入会するのが良いでしょう。HPCJ自体の年会費は割引券を考えると実質ゼロであり、レストランのみの利用が16.5万円以上であれば、10%割引でヒルトン・アメックスの年会費を帳消しに出来ます。

コンラッド ブランドでの宿泊回数ヒルトン ブランドでの宿泊回数レストランのみの利用適切な方法
00〜1少ない普通に公式サイトで予約する
0〜50〜1少ないImpresario
6〜0〜少ないアメックス・プラチナ(FHR + ヒルトンゴールド)
または Impresario + ヒルトン・アメックス・プレミアム(ヒルトンダイヤ)
0〜5〜少ないヒルトン・アメックス・プレミアム(ヒルトンダイヤ)
0〜2〜4少ないヒルトン・アメックス(ヒルトン ゴールド)
--16.5万円以上ヒルトン・アメックス + HPCJ
最適なプラン(上から順に見ていき、条件に当てはまった時点で止める)
  1. 少し前までは対象ホテルなどが色々微妙なものだったが、今はかなり有用なものに改善された模様。
  2. 朝食無料2名分(8,000円)+アップグレード等(5,000円)
  3. ヒルトン・ゴールド + スイートまでのアップグレード(の期待値)
  4. コンラッド東京の宿泊料金が平均4万円として25%割引
  5. ヒルトン・ゴールド + 100ドル相当のクレジット+さらに長めのレイトチェックアウト
  6. ヒルトン・ゴールド + 100ドル相当のクレジット+少し長めのレイトチェックアウト
  7. 朝食無料2名分(6,000円)+アップグレード等(5,000円)
  8. ヒルトン東京の宿泊料金が平均2.8万円として25%割引

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