ホテル

ホテラーになる方法【プラチナ会員以上】【会社の経費か自分のお金で】

2021-04-12

特定のクレジットカードを持つことでホテルのゴールド会員になる方法はいくつかありますが、それよりも上位の会員になっている人もネット上には結構います。

いわゆる「ホテラー」として、ホテルの上級会員(←以降では、クレジットカード保有だけではなることができず、実際に年間数十泊以上必要ないわゆる「プラチナ会員」相当以上を指すことにします)になるのに必要な条件を、経済的な面から考えてみます。

普通のサラリーマンだと予想通り難しいことが判明…

札束の積み合い

ホテルの上級会員になるには、当然のことながら宿泊実績を積みまくる必要があります。そのためには、当然ですが多額のお金が必要です。

ネット上でよく見るホテルの上級会員の人は、たいていは世界中に展開している高級ホテルチェーンの会員になっています。アパホテルの上級会員になっているという人は、ホテラー界隈では見かけません。高級ホテルチェーンの場合、今はコロナ禍で価格崩壊が起きているとは言っても、最低でも1泊1万円以上するので、上級会員になるには最低でもホテル代だけで数十万円必要な計算になります。

実際には、同じホテルチェーン内で高級なホテルに泊まることも少なくない1ですし、旅行好きの方も多いので、ホテル代だけで年間100万円以上、その他の交通費や食事代なども合わせると年間200万円以上かかっているはずです。

しかも一度得た上級会員としてのステータスは継続して持ちたくなるのが人情なので、年間200万円以上の出費が「毎年」発生します。一般的なサラリーマン家庭だと、不可能ではないにせよ、難しいのではないでしょうか?

「プラチナチャレンジ」や「コロナ状況下での特別措置によるステータス条件軽減(「宿泊実績2倍」など)」で1年だけプラチナ会員になることはできても、毎年維持するのは困難。

上級会員(プラチナ会員相当以上)になる方法

上記のように、ホテルのステータス維持のためには年間200万円以上を「毎年」捻出する必要があります。何らかの方法でホテル代を捻出して、ホテラーとして上級会員を維持する方法を考えます。

必要なお金を自力で稼ぐ

最も単純な方法はこちらです。

自力で捻出するには、住んでいる場所や生活スタイルにもよりますが、年収1,000万円程度だと正直なところホテラーとしてはあまり余裕がありません。年収1,500万円以上、できれば年収2,000〜3,000万円は欲しいところです。経営者や開業医などであれば自分1人で稼げる可能性があります。または、1人では難しくても共働きの家庭で夫婦で合算すれば、手が届く人はそれなりにいるでしょう。

経営者の場合は、仕事と組み合わせることで後述の「会社の金でホテル代を出す」との併用も可能です。

もちろん色々なテクニックを使って安く済ませば、(そこまで給料が高くない)普通のサラリーマンでも出せなくはない金額ではあります。しかし、潤沢とは言えない余剰資金の大半をホテル代に突っ込むとなると、配偶者を説得するのが至難の業かと思います。またコロナ禍でワーケーションが一部で話題になっているとはいっても、ホテル暮らしの習慣が無かった人がいきなりホテルに何十泊もするようになると、不倫や精神の不調を疑われるかもしれません(笑)。

特に子供がいる場合は、長期間ホテル暮らしをするのは子供の世話があるので難しいですし、将来の教育費などの貯金も必要なので、高収入の世帯であっても難色を示されると思います(←私は世帯年収は1,500万円以上ありますが、奥さんに軽く話したら一瞬で却下されました)。

運良く夫婦でホテラーを目指している人なら、在宅勤務がてらホテルでワーケーションをしてみれば良いのでしょう。

会社の経費でホテル代を出す

「さすがに年収2,000万円は難しい」と思う方が大半だと思いますが、サラリーマンの場合は出張で宿泊数を稼ぐという方法があります。

しかし、残念なお知らせがあります。多くの会社では、高級ホテルチェーンに泊まれるほどのホテル代は経費として出ません。もちろん会社や役職にもよりますが、私が知り合い数人に聞いた限りだと、テレビCMなどでも見かけるような有名な大企業であっても、1泊あたりのホテル代が1万円未満(例:1泊8,000円)の会社が意外と多いです2

日本の悪い癖で「優秀な社員もそうでない社員も、平等に安くこき使う」ため、出張代を含む経費にシビアな会社が多いようです。個人的には、ある程度の年齢になって安い宿に泊まると、疲労がたまり仕事のパフォーマンスにも影響する3ので、ここは各社に改善をお願いしたいところです。

とはいえ、以下のような理由で高級ホテルチェーンに泊まることができる程度の経費が出る場合もあります。

高単価の職種として働く

知り合いの話を総合すると、人件費に使えるお金が多い会社は出張費も多めに出るようです。多めと言っても1万円台(前半か後半かは会社による)が多いようですが、高級ホテルチェーンでも安めのホテル(マリオット系列だとコートヤードやモクシーなど)なら経費でカバーできそうです。

例えば、弁護士や公認会計士などの士業や、経営コンサルタントなど高単価の職種が該当します。

海外出張が多い職種で働く

安全上の理由や物価の違いなどにより、海外出張の方がホテル代の制限が緩くなる傾向にあります。また東南アジアなど物価が安い国だと、日本では手が出ないブランドのホテルでもお手頃価格で宿泊できます。海外出張だと一回の滞在期間もやや長めなので、宿泊実績も稼ぎやすいでしょう。

東南アジアに仕事でよく行っていた知り合いの商社マンが、年間120泊くらいしてマリオットのチタンエリートになっていたのを見たことがあります(←物価が安い国だったため「2万ドル以上使用」の条件を満たせず、アンバサダーエリートにはならなかった模様)。

ただし、海外での滞在が長期間(半年以上)になると、駐在員としてホテルではなく現地で家を借りることになり、宿泊実績を積むことができなくなる可能性が高いです。あくまでも出張程度にしておきましょう。

そのほか、航空業界など頻繁に海外に行くことが明確な業界は、会社が会社名義でホテルをずっと借り切っているケースがあり、個人名義では宿泊実績を積むことができなくなります。パイロットやCAさんが該当する可能性があります。

社長や役員になる

一般的に、会社の中での役職が高いほど出張代の制限も緩くなり、使えるホテルや交通機関の選択肢も広がります(「部長級以上だとビジネスクラスやグリーン車の利用可」など)。

がんばって出世すれば、高級ホテルチェーンに宿泊できる程度のホテル代を経費として落とせるでしょう。しかし大企業だと出世するのに時間がかかります。

ある意味もっとも手っ取り早いのは、自分で起業して社長になり、はじめから潤沢にホテル代を使えるように経費規程を作ってしまうことです。ただし会社の利益やビジネスモデルと照らして不必要にホテル代の上限を上げすぎると、税金面で色々面倒なことになる可能性があるので要注意です(経費ではなく本人への給与扱いになる可能性がある…という話を税理士が言っていた気がします)。

出張規程が緩い企業に転職する

一般的には「社員を安くこき使う」会社が多いのですが、出張規程がゆるゆるの会社も一部存在します。例えば、私の知り合いが以前勤めていた日本の某有名メーカーでは、平社員でもビジネスクラスで出張していたそうです。

また、別の知り合い(外資系企業の米国オフィス勤務)もビジネスクラスを使っている上に、たまたま日本に出張で来たときには平社員でも当然のようにリッツ・カールトンやシャングリ・ラ ホテルのような5つ星ホテルを使っていました(米国から見た場合の物価水準の違い+海外出張のため制限がゆるいだけかもしれませんが…)。

経費規程の情報は転職口コミサイトでもなかなか出てこないなので、これを狙って転職するものでもないですが、転職先の企業の出張規程が運良く緩いことが分かった場合には、全力で利用しましょう(笑)

上級会員になりやすくなるクレジットカードを保有する

「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」というカードを持つとヒルトン系列のゴールド会員に宿泊実績ゼロでなることができます。

持つだけだとゴールド会員止まりですが、年間200万円以上を決済すると、通常は年間60泊が必要なヒルトンの最上級ステータスであるダイヤモンド会員に宿泊実績ゼロでなることができます。メインカードとして利用すれば年間200万円以上の決済は難しくないので、ヒルトン系列のホテルに泊まる予定があれば作ってみるのも良いでしょう。

ヒルトン アメックスの他のカードとの比較

2021年3月に、ヒルトン・ホテル&リゾーツと提携した新しいアメックスのカードが登場しました。「SPGアメックス」のような他のカードと比較してみます。 目次 ヒルトン アメックスの2つのカードヒルトン ...

続きを見る

また「SPGアメックス」を持って宿泊実績ゼロでゴールド会員になってから「プラチナチャレンジ」を行うことで、比較的少ない宿泊日数でプラチナ会員になるという手もあります。

今はコロナ禍で必要な実績が低減したりetcがあるので、ステータスマッチなどを駆使すればもっと手軽な方法もあるようですが、詳しくは他のサイトを参照して下さいorz

ちなみにアメックスのブラックカード(センチュリオンカード)保有によっても、ヒルトンやIHGなど複数のホテルチェーンで上級会員(プラチナ相当以上)になれるようですが、カードの難易度が高すぎるので説明は省略します。

 

-ホテル

© 2021 旅とクレジットカードの手帳