アメックスの利用代金明細書の読み方

アメックス

アメリカン・エクスプレスの明細(紙・PDF)の読み方は、他のカードと比べて少々分かりにくいので、見方を説明します。

明細の読み方

アメックスのカードを新規で作っても、今はオンラインサービスで明細を見る形に自動でなっています。しかし、紙の郵送に切り替えたり、紙と同じ内容をPDFで見ることもできます。VISAカードなど他のカードでは、単に使った内容の明細と合計金額・引き落とし金額などが書かれているだけなので単純明快なのですが、アメックスの場合は「締め日金額」などが書かれており、他の明細に慣れた人にとっては戸惑うことがあると思います(少なくとも私はそうでした)。

明細書の例

これはアメックスの明細書の例です。他のカードでは新規利用金額(C)と請求額(E)くらいしか載っていないですが、それ以外のA, B, Dというものもあります。これは、毎月の締め日時点での利用残高を計算(A〜D)し、その中から実際に請求する金額を別掲(E)するという考え方のようです。他のカードでも内部的には同じ計算を行っているはずですが、アメックスの場合はわざわざ明記しています。

  • A: 前回締め日金額…前月の締め日(上記の例だと2019/8/7)時点の利用残高→2019/8/7までの利用分で、まだアメックス側に支払っておらず、2019/8/8以降に引き落とされるべき金額
  • B: お支払い/ご入金・調整金額…前回の締め日の後に実際に引き落とされた金額+返金やキャッシュバックキャンペーンなどによるマイナスの利用
  • C: 新規ご利用金額…前回の締め日から今回の締め日までの間に新たに利用した金額の合計(返金などによるマイナス利用はBに入るので、ここには含まれない)
  • D: 今回締め日金額…今月の締め日(2019/9/7)時点の利用残高(D = A - B + C)
  • E: 今回ご請求額…直近の支払日(2019/9/26)で引き落とされる金額

結局、いくら引き落としされるのか

ほとんどの人にとって一番必要な情報はこれだと思います。上記のEの部分が引き落とし金額です。なお、上記の写真には無いですが、PDFの下の方を見ると引き落としされる口座の情報も記載されています。

ちなみに、すべて一括払いをしている場合は常にD = Eとなりますが、リボ払いのため毎月の支払い金額に上限がある場合や、特殊な契約で支払い時期が2ヶ月以上先になっている場合は、DとEが異なるものと思われます。

なお、上記のPDFが発行された後にキャッシュバック等が処理された場合、引き落とし額がその分減ることもあるようです。その時はメールが届きます。(さすがに引き落とし額が増えることは無いはず…)

明細書の例

いくつか具体例を挙げてみます。なおすべて一括払いで、締め日が7日、支払日が26日だと仮定します。

単純な例(マイナス利用なし)

前回の締め期間(2019/7/8〜2019/8/7)に10万円利用し、2019/8/26に引き落としされ、今回の締め期間(2019/8/8〜2019/9/7)に15万円利用した場合。

  • A(前回締め日金額): 10万円
  • B(お支払い/ご入金・調整金額): 10万円
  • C(新規ご利用金額): 15万円
  • D(今回締め日金額): 15万円
  • E(今回ご請求額): 15万円

マイナス利用がある例

前回の締め期間(2019/7/8〜2019/8/7)に10万円利用し、2019/8/26に引き落としされ、今回の締め期間(2019/8/8〜2019/9/7)に15万円利用したが、そのうち2万円分は返品した場合。

  • A(前回締め日金額): 10万円
  • B(お支払い/ご入金・調整金額): 12万円(前回締め期間の引落10万円 + 返品2万円)
  • C(新規ご利用金額): 15万円
  • D(今回締め日金額): 13万円(今回利用15万円 - 返品2万円)
  • E(今回ご請求額): 13万円

このように、マイナスの利用はBに含まれ、Cではマイナス利用による減額は考慮されていないようになっています。

iPhoneアプリでの表示

さて、明細はiPhoneのアプリでも表示されます。読み方は基本的に同じです。ただし2つの点に違いがあります。

  • iPhoneのアプリのトップ画面では新規利用金額(Cに相当するもの)が表示される。そのため、返金等によるマイナス利用があった場合は反映されていないように見える(明細を見ると実際には反映されている)。
  • PDFや紙は締め日の後に発行されるので確定済みの金額が表示されるが、スマートフォンのアプリでは締め日の途中での金額が表示される。そのため、アプリのほうが1期間分先の金額が表示されている
起動直後のホーム画面
利用状況の画面。締め期間中の数字が出るため、紙・PDFより1期間早い現在進行中の数字が見える(Aが「前回」ではなく「今回」となっているのはそのため)。

締め日・支払日は変更可能

ご存知の方も多いかと思いますが、締め日と支払日の組み合わせは複数のパターンがあり、電話すれば変更してもらえます。例えば私がアメックスのカードを作ったときは19日締め翌月10日支払いだったのですが、給与の振込が25日なので、その直後に引き落とされるように7日締め当月26日支払いに変えています。

この辺は人によって好みがあると思いますが、給与の入金日の直後に支払うようにした方が、銀行の残高を気にする必要性が減る(給与の入金額以上の支払いは滅多にないという前提)ので良いかと思います。

終わりに

アメックスの利用代金明細書は、他のクレジットカードから移ってきた方にとっては少々分かりにくいかと思います。この記事が役に立てば幸いです。

もし良ければ、アメックスの「年間利用額の出し方」などのヒントをまとめたページもご覧ください!

ところで、ホテルに泊まったりタクシー代をカードで支払ったりするときに、領収書にサインを求められるときがあります。この時にサラッとサインを書くことができたらカッコ良いですよね。良いカードを持って良いホテルに泊まるなら、身だしなみの一つとして、良いサインを作るのも良いと思います。