bitFlyerでビットコインの売買を行っていると、何らかの理由で非常に中途半端な数量のビットコインが残ることがあるので、処分して日本円に変える方法を記します。
中途半端な端数のコインが残るケース
設定にもよりますが、通常は0.01BTC以上の単位で売買するかと思います。ただ、次のような理由でそれ以下の量の端数(0.000001BTCなど)が残ることがあります。
- 売買が部分的に決済された状態で、残りの注文をキャンセルした
- キャンペーンでビットコインが付与された
bitFlyerの最小取引数量は、Lightning FXでは0.01BTC以上、コイン取引所では0.001BTC以上なので、それ以下の量だと処分できません!
コイン販売所では端数でも売買可能
コイン「販売所」(←「取引所」ではない)ではもっと細かい単位で売買が可能です。本記事執筆時点で0.00000001BTCの購入が可能です。これであれば、かなり細かい端数が出ていたとしても処分できるかと思います。ただし、1円に満たない金額を売ることはできないので、一旦0.00001BTC程度を販売所で買ってから(端数も含めて)1円以上で売れる残高にすることで売却できます。0.00000001BTCを持っているときに売却するための具体的な手順は次のとおりです。
- 売ると1円以上になる量のビットコイン(例えば0.00001BTC)を買う
- 先ほど購入した額に、当初持っている端数を加えた0.00001001BTCを売る
端数の入力が面倒という方は、上記の手順2でiPhoneのアプリでビットコイン販売所の売買画面に行き、画面右下に表示されているBTC資産の部分を押すと、その残高が自動的に入力されるので、「売る」ボタンを押せばすぐに日本円に変えられます。
なお上記の手順を行うと、持っている端数にもよりますが、手数料の関係でプラマイゼロか数円のマイナスになると思います。ただ、中途半端にビットコインが残っているのが気になるという方はスッキリすると思います。
コイン販売所は取引所と比べて実質的な手数料率が高い(形式上は無料ということになっているが、手数料を含んだ金額を提示している。詳しくは手数料一覧のページを参照)ため、取引所では扱っていない種類のコインを売買するときを除いて使うことが無いと思いますが、このような端数のコインを処分する際には使えます。