旧字旧仮名づかいの文書執筆方法

ライフハック

ネット上を彷徨っていると、パソコン上で旧字旧仮名遣いで文書を書く方法を記した同人誌が無料公開されているのを発見したので記します。

そもそも旧字旧仮名遣いの文書を読むことはあるのか

はっきり言ってしまうと、次のような職業の人以外はまず使わないと思います。

  • 中学や高校の国語の教師
  • 弁護士や裁判官など法律に関わる人(古い法律の引用時などに使う)
  • 文学の研究者
  • 上記の職業の方向けの書籍の出版社

ただ、仕事で使う以外に懐古趣味の人などが使うことはあると思います(少なくとも読むことはあるはず)。また、現代を生きる作家の作品にも関わらず、敢えて旧字旧仮名遣いで書かれているようなケースも僅かながら存在します(例:若合春侑『腦病院へまゐります。』)。

10年ほど前になりますが、この書籍をたまたま書店で見かけて、表紙が非常に印象的だったので読んでみたことがあります。まず1ページ目からまさかの旧字旧仮名づかいで書かれており、さらに内容は衝撃的なものでありますが、とりあえず入力するのも相当大変だっただろうなという印象がありました。まず旧字旧仮名づかいを自由に扱うだけの知識が必要ですし、通常の日本語入力システムは旧字旧仮名を扱うようにはできていないため、場合によっては1字ずつ変換しなければならないかもしれません…。

旧字旧仮名づかいの文章執筆方法を記した資料

そんな中、とある同人サークルが公開している資料を発見しました。

コンピュータによる旧字旧仮名文書作成入門

そもそも旧字旧仮名とは何ぞや?と言った基本的なことから、ATOKやMS-IMEやGoogle日本語入力で入力する方法、専用ツールの使用方法、はたまたTeX(←理系の学生はさんざん使ったであろうアレ)による入力方法や、旧字旧仮名で作成した現行をベースに本を出版するときの技術的な注意点まで、無料公開されているものとしては信じられないくらい、かなり読み応えのあるものに仕上がっています。読み物としても面白いです。