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マンダリンオリエンタル東京 デラックスプレミアルーム宿泊記【コロナ状況下】

2021-07-25

日本橋にあるマンダリンオリエンタル東京のデラックスプレミアルームに、2021年7月に泊まってきました。

なお、公式サイトの「開業15周年特別宿泊プラン『ありがとう15年』」で予約しています(通常より安い)。

マンダリンオリエンタル東京とは

国内外にあるマンダリンオリエンタルホテルのうち、日本にある唯一のものです。

https://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/luxury-hotel

ちなみにシンガポールのマンダリンオリエンタルに泊まった時の宿泊記はこちら。

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マンダリンオリエンタル東京へのアクセス

最寄り駅は東京メトロ半蔵門線の三越前駅です。

旅行や出張で泊まる人はJR東京駅からホテルに行くケースが多いと思います。JR東京駅から半蔵門線の大手町駅に乗り換えることはできますが、地下道を結構歩くことになります。

そのため、JR東京駅からはタクシーで行くのがオススメです。八重洲側や日本橋口側のタクシー乗り場に行きましょう。タクシーで5分程度、タクシー料金は数百円〜1,000円程度に収まるかと1

Fans of M.O.の無料登録+ホテル公式サイトでの予約を強くオススメ

マンダリンオリエンタルホテルのホテル会員として、Fans of M.O.というものがあります。

これにインターネット経由で登録してからホテル公式サイトで予約することで、次のような特典のうち2つを選ぶことができます

  • 12時からのアーリーチェックイン
  • 16時までのレイトチェックアウト
  • 1人分の朝食無料
  • 2人目の朝食無料
  • ルームサービスなどで使えるホテル内クレジット(約5,000円分)
  • ケーキ等のプレゼント
  • 服のプレス
  • ストリーミングWiFi

さらに、Fans of M.O.会員向けに無料WiFiとウェルカムアメニティも用意されます。

富裕層向けの旅行サイトであるvirtuoso.com経由で予約している場合は別です2が、そうでなければFans of M.O.に登録して、ホテルの公式サイトから予約するのを強くおすすめします。

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なお、日によって一部の特典が選択不可になっていることがあります。例えば私が予約した日はアーリーチェックインやレイトチェックアウトは選択肢に出てきませんでした。しかし他の日であれば選択可能だったので、部屋の予約状況によって変わるのかもしれません。

ホテルの様子

エントランス

ホテルの車寄せを降りると、1Fには広いエントランスが広がっています。チェックインカウンターではなく、単に車を待つだけの場所にしては随分と広いです(特に、このあたりの地価が非常に高いことを考えると)。

奥のエレベーターから38Fに向かいます。

チェックインフロア

38Fでチェックインを行います。天井が高く、周囲のオフィスビル群から頭一つ抜けた高さにある事が分かります。

なお、他のホテルグループとは異なり、ホテル会員(Fans of M.O.)用の優先レーンなどはありません。

客室へはチェックインカウンターを抜けた先にある別のエレベーターに乗って、30F〜36Fに降りることになります。1Fエントランスから38Fに行くエレベータは客室のフロアには止まらないため、客室に行くには必ずチェックインカウンター前を通ることになります。宿泊者以外の人を秘密裏に客室に連れ込むことはできません(笑)。

デラックスプレミアルーム

デラックスプレミアルームは50m^2の広さで、東京スカイツリー側の眺望になります。シャングリ・ラホテル東京など、このあたりの5つ星のホテルは大体そうですが、部屋は広く豪華です。

なお、普通のデラックスルームとの違いは、窓の向き(デラックスプレミアルームだと東京スカイツリーが確実に見える)と、部屋の高さ(デラックスルームは30〜36Fだがデラックスプレミアルームだと32F〜36F)です。

スカイツリーが見えます。夕方だとこんな感じ。

部屋の備品として双眼鏡が置かれています。

Fans of M.O.の会員向けなのか、今回のプランに元から付いているためなのかは不明ですが、ソファー横のテーブルにウェルカムアメニティ(ノンアルコール飲料とクッキー)が置かれていました。

仕事に使うのに便利なデスクがあります。椅子は残念ながらリクライニングしません。

デスク横には充電用USBポートやコンセントがあります。なお、シャングリ・ラ ホテル東京とは異なり、部屋の大型テレビはデスクの方向に向くようには置かれておらず、デスクで作業するパソコンのサブディスプレイとして使用するようには想定されていないため、HDMI端子はここにはありません

ベッド脇にワイヤレススピーカーがあります。またベッド横から電動カーテン・ブラインドの制御が可能です。もちろんコンセントや充電用のUSB Type-Aも完備。

バスルーム

バスルーム。このシャワーやバスタブには扉は付いていません!派手に撒き散らさなければ洗面所は濡れないようにはなっていますが、常にシャワーの向きを意識する必要があるので、少々不便です。

バスタブは単純な楕円ではなく、やや手前側に膨らんでいます(強いて例えるなら、おむすび型?)。一人で入る分にはあまり関係ないのですが、2人で入るには便利?

洗面所。左側の拡大鏡は、手を近づけるとライトが点灯する仕様。

朝食

Fans of M.O.会員であれば、予約時の特典として朝食無料を選択可能です。

洋食と和食を選べますが、今回は洋食の方を選びました。コロナ状況下のためビュッフェではなく1人ずつサーブされる形式です。

まずはパンやサラダなど。真ん中の黄色いものはフルーツヨーグルトです。

メイン料理として選んだオムレツ。具はいくつかの中から選ぶことになりますが、全種類の具を入れることも可能。

コロナ状況下での変更点

コロナ状況下のため、次のような変更が生じていたように思います(記憶ベースなので、もし誤りがあればご連絡ください…)。

  • 密を避けるためスタッフによる部屋へのアテンドは無いので、自分でエレベーターに乗って移動する必要がある。ただし、1Fエントランスから部屋まで荷物を持っていってもらえる。
  • レストランでのアルコール提供中止。ただしルームサービスでアルコールを頼んだり、客室内のミニバーのアルコールを飲んだりすることは可能。
  • トレーニングジムでの靴と靴下の貸し出しを中止。トレーニングウェアの貸し出しはあると聞いたので、ジムを使う人は、靴と靴下だけは持っていきましょう。
  • ターンダウンサービス中止。
  • 朝食はビュッフェではなく1人ずつサーブされる形式。

感想(シャングリ・ラ ホテル東京との比較)

ホテル自体は当然ながらとても良いものでした。ただ、同じコロナ状況下で、同じく東京駅周辺の5つ星ホテルであるシャングリ・ラ ホテル東京にも泊まったことがあるので、どうしても比較してしまいます。

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一方、マンダリンオリエンタル東京はエントランスが豪華だったり、Fans of M.O.の無料会員になるだけで特典を2つ選べたりするというメリットもあります。また家具の配置の関係か、客室の大きさはどちらも50m^2にも関わらず、シャングリ・ラ ホテル東京よりも若干広く感じました。

そのため、同じような値段であれば、私は次のように使い分けようと思います。

  • 1人で仕事で使う場合、またはゴールデン・サークルのジェイド会員になっている間 → シャングリ・ラ東京
  • 複数人で使う場合 → マンダリンオリエンタル東京

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