マリオットとヒルトンのどちらの会員になるべきか?

ホテル

国内外に展開しているホテルグループとして有名なものに「マリオット」と「ヒルトン」があります。それぞれ会員プログラムがありますが、1つ選ぶならどちらの会員になった方が良いか考えてみました。

なお、ここではマリオットまたはヒルトンのホテルを使う時の、ホテルの使いやすさや会員特典について考え、ホテルとは直接の関係がない要素(ポイントの航空会社マイルへの交換効率など)は考えないことにします。

  • 家族でリゾート地に行くのに使うならヒルトン
  • 出張や1〜2人でのホテル籠もりに使うならマリオット
  • 会員特典を安定して楽しめるのはヒルトン

都市部のホテルの数を考えるとマリオットが便利

以前リッツカールトン・SPG・マリオットが統合された関係で、マリオット系列のホテルの数はとても多いです。例えば本記事執筆時点で、近日オープン予定のものも含めると、マリオット系列のホテルは日本国内に53箇所、ヒルトン系列のホテルは18箇所あります。

特に、ヒルトンに比べると都市部に多く存在するため、出張で使うには立地が良いでしょう(ただし宿泊費が一般的な日系ホテルよりも明らかに高価なため、サラリーマンが使えるかどうかは別の問題ですが…)。そのため、次のような人にはマリオットが向いているように思えます。

  • 経費を潤沢に使える人で、出張が多い場合
  • 都市部の高級ホテルに籠もって作業したり、ホテルでの生活を満喫したい場合

SPGアメックスやアメックス・プラチナを持つとマリオットの中級会員(ゴールド会員)になれるので、使う機会が年に数回ある方はおすすめです。

リゾート地ではヒルトン系列もホテルが多い

都市部ではマリオットの方がホテルの数が多いものの、リゾート地(沖縄やハワイなど)ではヒルトン系列のホテルも多く存在します。正確に言えば、数だけ考えるとマリオットの方が多いのですが、リゾート地の場合はヒルトンも複数のホテルがあるので、選択肢としてヒルトン系列のホテルも十分入ってくるでしょう。そのため、次の場合はヒルトンも良い選択肢になります。

  • リゾート地で休暇を楽しむ場合

会員特典はヒルトンの方が良い

マリオットはSPGマリオットでゴールド会員になれるのと同様に、ヒルトンはヒルトン・オナーズVISAカードでゴールド会員になれます。またアメックス・プラチナを持つとマリオットとヒルトンの両方のゴールド会員になれます。

同じゴールド会員で考えた場合、ヒルトンのほうが会員特典は豪華です。

ヒルトンのゴールド会員は無料朝食が付く

同じゴールド会員でも、マリオットのゴールド会員に比べて、ヒルトンのゴールド会員は次のようなメリットがあります。

  • 個人的な経験上、ラウンジ入場可の部屋にアップグレードされる可能性が高い
  • 朝食が2名まで無料

あくまでも個人的な経験になりますが、ヒルトンでは気前よくアップグレードされることが多かったです。特にラウンジ入場可の部屋にアップグレードされると、お腹が空いた時にいつでも食欲を満たせるので、ホテルでの滞在が非常に快適になります。また、ヒルトンのスマホアプリをインストールしておけば、前日の夕方くらいにアップグレードされるかどうかが分かることが多いです。

朝食は2名まで無料になります。ホテルの朝食は高価ですが、これが無料になるとコストメリットも大きいです。特に1名ではなく2名以上(カップル・夫婦や家族連れなど)で行く場合はメリットが大きくなります。その時の部屋の空き状況によって可否が変わる客室アップグレード特典とは異なり、確実に朝食無料になるのも利点です。

ヒルトンは平会員でもレイトチェックアウト可能

ヒルトンの場合は会員登録のみでなれる平会員(宿泊実績0泊)でもレイトチェックアウト特典が付きます。他のホテルグループより気前が良いです。

マリオットの会員増えすぎ問題?

私は以前アメックス・プラチナを持っていたので、ゴールド会員としていくつかのマリオット系列のホテルに泊まったことがあります。ゴールド会員の目玉は、ルームアップグレード特典(空きがあれば無料で上位の部屋になる)でしょう。しかし個人的には…マリオットのルームアップグレード特典で大幅にアップグレードしてもらった経験は少ないです。これは完全に個人的な推測ですが、マリオットのゴールド会員が増えすぎたのではないかと考えています。

恐らく皆さんも見たことがあるかと思いますが、「SPGアメックス」というクレジットカードの広告が多くのサイトで掲載されています(このサイトもその1つですが…)。これは航空会社のマイルを貯めるのに実際に便利なためSPGアメックスを推しているのもありますが、広告経由でカードが申し込まれるとサイト運営者に広告収入が入るという大人の事情(広告経由でSPGアメックスが申し込まれると、サイト運営者に広告収入が入る)もあります。広告が入ったWebサイトの増加とともに認知度が高くなっているため、SPGアメックスの保有者が増加していると推測しており、マリオットのゴールド会員の人がメリットを享受する機会が減っているのではないかと考えています。

さらに言えば、マリオットの場合はゴールド会員の上のプラチナ会員になる人も少なくない(「プラチナチャレンジ」という、比較的簡単にプラチナ会員になる方法がある)ため、明確なメリットがあるレベルでのルームアップグレードはもはやプラチナ会員がメインになりつつある印象です。

一方、ヒルトンで同様のゴールド会員になれるカードとしてヒルトン・オナーズVISAカードが存在しますが、こちらはサイト運営者が広告を載せるのが難しい(私が知る限りでは、アフィリエイトサイト用に広告を出す方法が無い?)ため、広告として掲載されているのを見る機会は稀です。また、航空会社のマイルを貯めるのもマリオットと比べると不利です(交換レートが悪い)。そのためか、ヒルトンのゴールド会員は少ない傾向にあります。

2020/10/21追記:ヒルトン・オナーズVISAカードの新規発行は2020/6/30をもって終了しました。他にヒルトンのゴールド会員になることができるカードはアメックスのプラチナ・カードのみですが、こちらは特典が豪華な分、SPGアメックスよりも年会費が高いので持つためのハードルが高く、ヒルトンのゴールド会員が少ない傾向にあるのは変わらないと思います。

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今後はヒルトンの会員も増える?

広告からSPGアメックスを申し込んだ人が増えたためにゴールド会員が増えすぎた可能性があると述べました。しかし、ヒルトン・オナーズVISAカードの新規申し込みが2020年6月で終了し、別のカードブランドに切り替わると発表されました。

どのブランドになるかは不明ですが、米国ではアメックスがヒルトン提携カードを発行しているため、個人的には日本でもアメックスになると予想しています。その場合、ヒルトンのアメックスカードの広告を掲載できるようになるかもしれません。サイト運営者向けの条件によっては、手のひらを返したかのようにヒルトンのアメックスカードの広告が増える可能性もあり、結果としてヒルトンのゴールド会員が増えすぎる…という可能性もあります。そのため、ヒルトンの会員の方は、今のうちにヒルトン系列のホテルでの滞在を満喫した方が良さそうです。