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ウィーン国立歌劇場でオペラを観てきた

2018-11-03

以前の記事の通りチケットを購入したので、実際に観に行きました。

中の様子や服装などについて書いていきます。

チケットの準備

Culturallというサイトでチケットを購入し、チケット受取方法としてPRINT@HOMEを選択していたため、日本にいる間に自宅でチケットを印刷しました。なおチケットのPDFはCulturallのサイトからダウンロードできますが、どうやら通常の操作手順でダウンロードできるのは1回のみ(再発行の手順はあると思われるが多分面倒(未確認))なので注意。

ウィーン国立歌劇場に入場

正面玄関から入ると目の前に大きな階段があります。そこに立っている係員にチケットを見せれば入場できます。写真付きのID(パスポート)が要るようなことが書かれていましたが、少なくとも私は入場時も含めて提示が求められることはありませんでした。

開演1時間前から入場開始。1階後方の立ち見席(格安の自由席)は早々に人で埋まりましたが、それ以外は急ぐ必要がないので、ぽつぽつ人が入ってきていたように思います。正面玄関のホールは実に美しく、老若男女問わず多く人が写真撮影していました。チケットに座席の場所は書かれていますが、(特にボックス席の場合は)場所が分かりにくいため、各フロアに立っている係員に尋ねれば誘導してもらえます。この係員からパンフレットを購入することも可能。

ボックス席について

今回の私の席は3階で比較的舞台寄りにあるボックス席の最前列でした。値段的には中間くらい(1人100ユーロ)。実際に来てみて分かったことですが、ボックス席の2列目以降は安いですが急激に見にくくなるため、ケチらずにボックス席1列目または1階平土間の良い席を取るようにするべきです。実際、2列目〜3列目にいた人は座っていると見えなかったのか立って観ており、2列目のカップルは(嫌になったのか、それともまだ見えそうな1階立ち見席に行ったのか)途中でいなくなってしまいました。

ボックス席にはコート掛けがあるため、クロークに預けなくても大丈夫でしょう。実に便利なことに各席の手元に小型ディスプレイがあり、公演中は日本語字幕が表示されるため、私のようにドイツ語が分からない人でも楽しむことができました。なお日本語があるかは演目による模様(他者のブログを見る限り、日本語字幕がない演目もあるようです)。ちなみに今回選択できた字幕6ヶ国語のうちアジア圏の言語は日本語だけでした。きっと近年まで多くの日本人が訪れていたのでしょう。先人たちに感謝。ただ中国からの観光客も増えてきているため、そのうち中国語に置き換えられそうではありますが…。

この小型ディスプレイは、開演前はあらすじの他、幕間の飲食のオーダーもできるようでした。この際の画面表示はドイツ語と英語のみでしたが、公演が始まると日本語の字幕に自動で切り替わるのでご安心を。

幕間の休憩時間

幕間にはロビーのような場所で軽食を楽しむことができます。

アルコール飲料のほか、カナッペなどを食べることもできます。雰囲気もあいまって、実に美味しいものでした。いくつかのテーブルには番号札とワイングラス等がセットされていたため、小型ディスプレイでオーダーしておけばカウンターに並ばずに飲食を楽しめたのでしょう(未確認)。

支払いにはクレジットカードも利用可(少なくともAmexはOK)ですが、カードの利用は20ユーロ超(←20ユーロ【以上】かもしれないが忘れた)のみとなるため、それ以下の場合は現金での支払いのみとなります。例えばカナッペとドリンク2杯を頼むと20ユーロを超えるのでカードを利用できます。

休憩時間は15分〜20分程度のようでした。残り5分くらい前になるとブザーが鳴るため、席に戻りましょう。お手洗いはチップ無しで利用できます。

服装について

今回は特別な公演ではなかったと思いますが、厳密なドレスコートはなく、服装はバラバラでした。若いカジュアルな格好の海外からの観光客もいれば、いかにも旦那っぽい雰囲気の地元民(?)もいました。男性の場合は、スーツである必要はないものの、ジャケットを着ておいたほうが無難でしょう。もしあればネクタイを締めておくとより良いですが、仮にネクタイを日本から持ってくるのを忘れた場合にわざわざ現地で買うほどでもない(とりあえずジャケットさえ着ておけばノータイでも浮きはしない)と思います。

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