以下で記載の「マリオット」は、2018年のSPG・リッツカールトンとの統合前のマリオットグループを指しています。現在のMarriott Bonvoyとは特典の内容などが異なります。
経緯と宿泊予約
私用で関西に行くことがありました。私はマリオットのゴールド会員(アメックス・プラチナ・カードの特典でSPGゴールド会員→ステータスマッチでマリオット ゴールド会員)なのですが、2018年8月のSPGとの統合によってゴールド会員の特典が減るようです。
そこでSPGとの統合前に、マリオット リワードの特典が有効でしかも高級な方のホテルに泊まってみようと思い、天王寺にあるマリオット都ホテルに宿泊しました。こちらのホテルの、マリオット内でのカテゴリーは8(同カテゴリーのホテルは日本では合計6箇所あり、大阪ではここのみ。それより上のカテゴリー9は日本にはない)。宿泊日の1〜3日前(←覚えてない…)にアッパーフロア スーペリアツイン朝食付きプラン(←ダブルにしたかったが空いてなかった)を予約。
ホテルでのチェックインと宿泊
このホテルはあべのハルカス(2018年7月時点で日本一高いビル)の中に入っています。地下鉄で天王寺駅まで行き、地下フロア(駅直結)からまずはエレベータで19Fへ。19Fのロビーは、非常に天井が高くこの時点で非日常感がありました。チェックインカウンターでチェックインしようとすると、ゴールド会員の特典でクラブ デラックスツインにアップグレードされていることが判明。たぶん、これだけで数千円〜1万円近くの価値があると思います。名前の通りクラブラウンジへの入場権があるのですが、クラブフロア宿泊者の場合はフロントではなくクラブランジでチェックイン手続きを行うことが可能(あくまでクラブフロア宿泊者が対象であり、ゴールド会員だからという意味ではない)とのこと。どちらで行うかと聞かれたので、もちろんクラブラウンジで手続きをすることに。なお、アッパーフロア スーペリアルームよりもクラブ デラックスルームの方が高層の階にあります。
38Fのクラブラウンジに移動しチェックインし、さらに54Fの部屋に移動。部屋までずっとホテルスタッフがついてきて荷物を運んでくれました。中に入ると、予想以上に広い部屋で驚きました。実は前日は出張で安くて手狭なビジネスホテルに泊まっていた(←単に出張先の近くに良いホテルがなかった)のですが、そこと比べると3〜4倍くらいあるんじゃないかというもので、1人で泊まるにはもったいないものでした。シャワールームには大型のバスタブもついており、壁を動かすと部屋とはガラスで隔たれるものに。さらにカーテンも開けると風呂に浸かりながら外の景色が見えるというものでした。
直後に予定があったので、シャワーを軽く浴びてクラブラウンジでペリエだけ飲んで外出。その後、なんばで遊んだりした後にホテルに戻りました。この時点で25時を過ぎていましたが、1Fのホテル用エントランスは空いていました(なんとホテル用エントランスだけのために警備員まで立っていました。まぁ繁華街の近くだしな…)。部屋に戻るとターンダウンサービスが行われており、カーテンや照明が調整されていたほか、外出直前に無造作に放置していたスリッパなども整えられていました。着替えなども雑に放置していた(←さすがにそこは触れられていなかった)ので、今思えば恥ずかしいことをした…。夜景を見ながらバスタブに浸かってリラックス。
朝はクラブラウンジで朝食。たぶん、通常の朝食付きプランで行くレストラン(多分19F)よりは品数は少ないと思いますが、和洋ともある程度の品数はあったため普通に朝食として足ります。具材を選んでオムレツを作ってもらえるのが良かった。その後、19Fのロビーで普通にチェックアウト。後で調べたらクラブラウンジでチェックアウト手続きすることも可能だったらしい。なお、上述の通りチェックインの際にクラブラウンジに入れることが分かったので、朝食付きプランから朝食なしのプランに変更してもらっていました(多少安くなる)。
あべのハルカス展望台
2018年10月末までの宿泊者特典(←2020/2/6追記:2020年3月末までに延長)としてあべのハルカスの展望台入場券への引換券がついていました。16Fのチケット売り場で入場券と引き換えて、朝9時の開場とともに入場。この時点で平日にも関わらず数人が並んでいました。
60Fからの眺めということで大変よい眺めなのですが、実際のところ宿泊していた部屋が54Fだったため、高さという点では大して変わりません(笑)。ただ、部屋と違って東西南北全方位を見ることができました。外壁沿いを歩くというアトラクションもやってみたかったのですが、あいにく後の予定の関係で時間が合わなかったため断念。また来たときにやってみたい。