アメリカン・エキスプレスのコンシェルジュに依頼できること・できないこと

アメックス

私はアメリカン・エキスプレスの(提携カードではなくプロパーの)プラチナ・カードを持っているのですが、プラチナ・カードのサービスの1つとして、24時間365日対応のコンシェルジュサービスがあります。サラリーマンである私が3ヶ月くらい使ってみて分かった、コンシェルジュに依頼できること・できないことを書いていきます。

  • 適切な価格で旅行券手配が可能。ただし航空会社に制限がある。
  • レストラン選びは頼りになる
  • インターネットで個人ができることと大差ないように思えるが…地味に良いことがある

旅行編(航空券の手配)

公式サイトの価格で航空券の手配が可能

行き先や希望する時間帯等を電話で伝えると、(少なくともANAの国内線の場合は)公式サイトの価格で航空券を手配してくれます。例えばANAの航空チケットは、同じ便でも「普通運賃」から「旅割」やら「特割」などの安い運賃まで色々な種類がありますが、いずれも公式サイトの運賃なので、「旅割」等が有効な期間であればその運賃でチケットを手配してもらうことができます。価格はWebサイトと同一で、発券手数料も無料でした。ANAのマイレージ会員の場合、アメックス側に伝えているマイレージ番号でマイルが貯まります(過去に一度も伝えていない場合、聞いてくると思います)。

予約してしばらくすると、eチケット控えが自宅に郵送されます。複数人での旅行の場合は、人数分のeチケット控えが届くので、こちらで印刷したり自動チェックイン機に並ばずとも、保安検査場に直接向かうことが出来ます。

この際に、羽田空港や伊丹空港の指定のレストラン・カフェで使えるエアポート・ミールのクーポンが1,000円×人数分同封されます。出発前の食事に利用できてお得です。残念ながら、エアポート・ミールのサービスは2018年5月31日発行分で終了しました。

LCCなどは不可?

別件で沖縄に行くことがあり、スカイマークの航空券の手配を依頼しましたが、システムが対応していないため手配不可とのことでした。これはお金がある人は使わないであろう安い航空会社(LCC等)は対応しないという方針なのか、単にアメックスが利用できない会社は不可(スカイマークのWebシステムはVISAなどしか対応していない)ということなのかは不明です。

2020/1/13追記:少し前からエボラブルアジアのサイトからLCCを予約できるようになったため、今はLCCも対応しているかもしれません(未確認)。

国内航空券|アメックス トラベル オンライン

旅行編(宿の手配・現地での行動)

公式サイトで空きがない宿やプランも手配可能

友人と旅行に行った際に、現地では有名らしいとある宿を予約しようとしたところ、その宿の公式サイト上では空きがない状態になっていました。そこでコンシェルジュに手配可能か訪ねたところ、コンシェルジュが使っているシステム(どうやら、2つの旅行会社向け端末)上では空きがあるとのことでした。

また出張に行った際に、現地で泊まろうとしていたホテルに予約客が多かった(その時は春休みシーズンだった)ためか、公式サイト上でいつも使っている安めのプランがなく、予算をオーバーするプランしか残っていないことがありました。そこでコンシェルジュに安いプランがないか尋ねたところ、こちらもコンシェルジュが使っているシステムでは予算内のプランが残っていました。

なお「高級なホテルはアメックスが予め会員向けに枠を持っている」という噂がありますが、今回はこれに該当したというよりも、単に旅行会社が持っている枠には空きがあったということだと思います。

現地でのガイドも可能

友人と高知に行った時に、室戸岬に行くことは決めていたものの、現地で何をするかを具体的に決めていなかったことがありました(←適当だな、おい笑)。そこで「室戸岬近辺で何かできることの提示」という随分とざっくりしたリクエストを出したところ、室戸岬近辺にある観光スポットなどをいくつか教えてもらうことができました。なおこのリクエストは、電話をかけた後に問い合わせ内容を選択する段階で、国内の旅行の手配を行う担当者に依頼しました。

時間帯によっては予約ができない時がある・決済方法はプラチナカードが原則

コンシェルジュ自体は24時間対応しているのですが、コンシェルジュが使っている予約システムが停止する時間帯があり、深夜だと予約ができないことがあります。その場合は、翌朝にコンシェルジュに予約を依頼することが可能です。

また決済方法は個人のアメックス・プラチナ・カードが基本になります。私は個人のアメックス・プラチナ・カードの他に、アメックスのコーポレートカード(←よく他の人のブログで取り上げられている、経営者や個人事業主向けの「ビジネスカード」ではない。コーポレートカードは法人の従業員向けであり、自分で発行するのではなく、アメックスをコーポレートカードとして使っている企業に就職することで得る)も持っているため、出張の宿を予約する際に事前決済が必要な場合はコーポレートカードでの決済を希望したのですが、私が使っているコーポレートカードでは決済不可とのことでした(アメックスのコーポレートカードにもいくつか種類がある)。

この際は諦めて個人のプラチナ・カードで決済するか、現地決済が可能なプランを探してもらうことになります。

食事編

良い感いのレストランの手配が可能

ふとした思いつきで友人とお酒を飲もうと思ったのですが、数多あるレストランから「良い感じの」レストランを探すのは意外と大変です。そこでコンシェルジュに電話して、場所や予算などを伝えたところ、料理が美味しく雰囲気も良いお店を手配してもらうことができました。友人に「どうやってこのお店を見つけたのか」と尋ねられるくらいだったので、コンシェルジュに依頼したと言ったら驚かれた記憶があります。

また出張先でお客様と食事をするかもという話になったので、コンシェルジュに電話したところ、いくつか候補を見つけてもらうことができました。この時点では本当に食事をするかが未確定だったため、現時点では予約はせず候補だけメモに残してもらい、次に電話した際に予約してもらうといったお願いをしました。

終わりに:時間の節約と安心感という価値がある

この3ヶ月ほどでコンシェルジュに電話した回数は、何かの手配ではなく情報提供依頼だけの場合も含めて10回程度だったと思います。正直なところ、現時点ではアメックスのコンシェルジュでないと不可能だったことはなく、自分でインターネット上で時間をかけて色々探すのと大きな差はないような気がしており、年会費に見合うかは何とも言えないですが、

  • 旅行会社のシステムも利用するため、公式サイトにないプランも予約可能
  • お店として提案してくるものにハズレはなく、クオリティへの心配は不要
  • 電話で手配の作業を丸投げできる(徒歩やタクシーでの移動中や、目が疲れている時は、電話の方が便利)
  • 地味なメリットはある(他の人の航空券も郵送されるので印刷不要・コンシェルジュの対応が丁寧で良い気分になるなど)

ということがあるため、依頼の言い方や内容を考えた上で、コンシェルジュを可能な限り利用した方が良いと感じています。