2023年のドバイ滞在中に、デザートサファリ(砂漠ツアー)に行ってきました。
ツアーはVeltraに掲載されていたものを予約し、当日は男1人で参加しました。ただ、恐らく他のツアーでも似たような内容だと思います。
デザートサファリとは
ドバイ郊外にある砂漠で、各種アクティビティを体験するツアーのことです。なおここで言う「デザート」はdesert(砂漠)のことであり、dessert(スイーツ)ではありません(笑)
オプショナルツアーなどを手配する会社のサイト等から予約可能です。今回私が予約したデザートサファリは次のような内容の午後半日コースでした。ただ、他のデザートサファリも大体似たような内容のように思います。
- 昼過ぎに、ホテルに迎えの車(大半がトヨタのランドクルーザー)が来る
- 同じツアーグループの他の人も同じホテルや他のホテルで拾い、ドバイ郊外に出発1
- 郊外の砂丘ドライブ場に到着。ここで、砂漠ドライブに備えて迎えの車のタイヤの空気を抜く2。これに時間を要するので、この間にバギー等の乗車を体験(別料金)
- 元の車に乗車し、砂丘ドライブ。ガイド兼運転手が華麗なるハンドルさばきで、ドリフト走行などを行う。適当なところで写真撮影。
- タイヤの空気を入れて、再び郊外を爆走し、食事会場に向かう。
- 食事会場にて食事しつつ、ベリーダンスやファイヤーショーなどを観覧。希望者は、ラクダに乗ったりやヘナタトゥーを体験したりお土産を買ったりする。
- 夜に元のホテルに送ってもらう
送迎車の運転手がツアーガイドも兼ねており、最初から最後まで同じ人が担当していました(バギー体験中と食事中を除く)。ちなみに英語や中東の言語は通じますが、日本語は通じません。
車をまるまる貸し切る場合を除いて、他のグループと一緒に行くことになります(私の場合、フランスから来た家族連れと一緒だった)。
デザートサファリのメリット→深夜便までの時間つぶしに便利!
鳥取砂丘などではなく本物の砂漠に触れるまたとない機会であり、砂漠と聞いて思い浮かべるアクティビティは大体できると思います。そのため、初めてドバイに来た人にとっては、半日でかなり楽しめるツアーとなっています。
ただ、それ以外の大きなメリットとして…日本に帰国する深夜便までの時間つぶしに便利です!
時間つぶしとはどういうことか…本記事執筆時点(2024年3月)で、ドバイから日本に帰国する便は羽田・成田・関空の3つの空港に行く路線がありますが、ドバイ朝8時発の羽田行きを除いて、ド深夜にドバイを出発します。例えば成田や関空に行く便は深夜27時前後にドバイを出発します。
ファーストクラス利用時であればラウンジ内に仮眠スペースもあったりするものの、通常は深夜27時まで時間をつぶすのがかなり大変です。夕方〜まともな時間の夜にドバイを出発する便であれば、ホテルをレイトチェックアウトして空港に向かえばちょうどいい時間になるでしょうが、さすがに27時となると、ホテルをレイトチェックアウトしてどうにかできる時間ではありません。実際、わざわざ空港近くのホテルにもう1泊(1泊と言っても24時〜25時ころにチェックアウトすることになる)するという話も聞きます。ホテルを使わず買い物などして過ごす案もありますが、ドバイは治安が良い方だとはいっても、海外を深夜に動き回るのは不安でしょう。
デザートサファリに参加すると、ホテルに戻るのが夜21時〜22時頃になります。デザートサファリ出発前にチェックアウトし、荷物をホテルに預けておく前提3ですが、ホテルに戻ってからフロントで荷物を受け取り、そこからタクシーや地下鉄で空港に移動すれば、空港に22時〜23時に到着します。もちろん飛行機の出発までまだ時間は余りますが、チェックインや搭乗の時間を考えると、空港ラウンジで3〜4時間程度過ごすだけで済みます。これであれば、プライオリティ・パスで利用可能なラウンジでも何とかなるでしょう。
そのため、ドバイ滞在最終日にデザートサファリを入れるのは、時間つぶしに便利だと考えます。
デザートサファリ体験
私はこちらのツアーに参加しました。淡々と写真を貼っていきます。
まず、他の参加者も拾った後に郊外へ向かって走ります。
砂丘ドライブ場(?)に到着。タイヤの空気を抜く間、バギーなどのアクティビティを提案されるので、私は四輪バギーを選択。ただし、このバギーは別料金なのですが地味に高額で、1人(1台?)あたり2万円以上しました(ツアーの代金の倍以上するやないかーい)。支払いはVISAのクレジットカード利用可能。なおこれは強制参加ではないので、体験せずに待っておくことも可能です(実際、そのような人もいた)。
なお、バギーは別のガイドさんに従ってコース4を進むのですが、結構スピードを飛ばす上に、上下左右の傾斜も急なので、ペーパードライバーだとついて行くのが精一杯でした。
バギー体験が終わった後は元の車に戻り、送迎車の運転手によるドライブが始まります。
途中で停車し、写真撮影タイムもありました。
その後、砂漠ドライブ場の入口まで戻ってタイヤに空気を入れて、郊外の高速道路をひた走り、夕食会場に移動しました。
午後8時にショーが終わって車に戻り、ホテルに戻りました。
- アラブ首長国連邦にある首長国の境を超えてた気もするので、厳密には「ドバイ郊外」という言い方は不正確かもしれない。
- 通常の空気圧で砂漠内を走ると沈み込んでしまうらしい
- 多分、デザートサファリの車に大きな荷物を乗せるのは不可
- コースと言っても道を示すものは何も無いので、何とかついて行く必要がある