メンバーシップ・リワード・プラスに登録するべきか?判断基準を考えてみた【損益分岐点】

アメックス

アメリカン・エキスプレスのカードを使うと、「メンバーシップ・リワード」というプログラムのポイントが付きます(一部の提携カードを除く)。

これに追加して、「メンバーシップ・リワード・プラス」というオプションがあります。メリットはありますが追加の年会費がかかるので、登録するかどうかを迷う人もいるかと思います。メンバーシップ・リワード・プラスに入るかどうかの判定方法を記します。

Amazon・Yahoo!ショッピングやJAL・HIS等で年間165,000円(月あたり13,750円)以上決済するなら、メンバーシップ・リワード・プラスに登録するべき

メンバーシップ・リワード・プラスとは

メンバーシップ・リワードのポイントが貯まりやすく、また交換しやすくなるオプションです。

メンバーシップ・リワード・プラスについて | アメリカン・エキスプレス・カードのポイント・プログラム
アメリカン・エキスプレス・カードのポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」のサービスについてご紹介します。ポイントを活用し、よりあなたらしい体験をしたい方には「メンバーシップ・リワード・プラス」のサービスをご用意しています。

どうでもいいですが、rewardの英語での発音は「リワード」ではなく「リウォード」に近いです。

ポイント交換のレートがアップ

メンバーシップ・リワードのポイントは、カード利用の代金に充当したり、航空会社のマイルに貯めたりすることができます。ただ、通常のレートだと還元率が低く、他社のカードと比べるとかなり見劣りします。

一方、メンバーシップ・リワード・プラスに登録するとレートが上がり、他社のカードと遜色ないレベルになります。むしろ、ポイントを交換するときはメンバーシップ・リワード・プラスへの登録が実質的に必須と言えるくらいです。

ポイント交換先メンバーシップ・リワード・プラス未登録メンバーシップ・リワード・プラス登録済み
ANAマイル2,000 pt → 1,000マイル (0.5 マイル / pt)1,000 pt → 1,000マイル (1マイル / pt)
ANA以外のマイル2,000 pt → 1,000マイル (0.5 マイル / pt)1,250 pt → 1,000マイル (0.8 マイル / pt)
航空会社の代金1 pt → 0.3円 (0.3円 / pt)1 pt → 1円 (1円 / pt)
ホテルの代金1 pt → 0.3円 (0.3円 / pt)1 pt → 0.8円 (0.8円 / pt)
その他の代金1 pt → 0.3円 (0.3円 / pt)1 pt → 0.5円 (0.5円 / pt)
交換レートの例 (ANAマイルへの交換は、さらに別のコースへの登録や交換上限が存在)

上表のようにレートがあまりにも変わるため、ポイントを交換する場合は年会費を払ってでもメンバーシップ・リワード・プラスに登録するべきです。なお、交換するときだけ登録して、交換後に登録解除しておけば、年会費はかかりません。

ボーナスポイントプログラムでAmazon等でのポイントが3倍

メンバーシップ・リワード・プラスに登録している場合だけ、ボーナスポイントプログラムに登録できます。

ボーナスポイントプログラム | アメリカン・エキスプレス・カードのポイント・プログラム
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これはAmazon・Yahooなどでの買い物や、HISなどでの旅行代金決済でのポイントが3倍になるものです。Amazonをよく使っている人はお得になります。

なお、これはメンバーシップ・リワード・プラスに登録した後に、ボーナスポイントプログラムにも手動で登録しなければなりません。自動登録ではないのでご注意ください。

外貨決済ボーナスで外貨でのポイントが3倍(プラチナ・カード以上限定)

プラチナ・カード以上の限定特典ですが、外貨で決済した場合でもポイントが3倍(100円分の決済につき3ポイント)になります。

アメックスのプラチナ・カードを持つような人は、海外旅行では高級ホテルに泊まることが多いでしょう。1回の海外旅行で、ホテル代だけで軽く10万円は軽く越えると思いますが、現地通貨での支払いでのポイントがまるまる3倍になるため、金額が大きいことも考えると一気にポイントを稼ぐことができます

なお、「外貨で決済」するのが条件であり、決済する場所は関係ないので、日本の自宅から海外の通販サイトでの支払いを外貨で行うといった方法でも3倍になります。なお、こちらの外貨決済ボーナスも、メンバーシップ・リワード・プラスに登録した後に手動での登録が別途必要です。自動登録ではありません

年会費

メンバーシップ・リワード・プラスには年会費が3,300円(税込)かかります。もちろんカード自体の年会費は別途必要です。

ただしプラチナ・カードを持っている場合は、メンバーシップ・リワード・プラスの年会費が無料になります…が、自動登録ではないので、プラチナ・カードを持ったら忘れずに登録しましょう。ANAマイルに交換する時に必要な別のオプション(メンバーシップ・リワード ANAコース)の料金も、プラチナ・カードだと無料になります。

メンバーシップ・リワード・プラスの登録まで必要な日数

オンラインで申込可能ですが、即座に反映されるわけではありません。

私が申し込んだときは数日で反映されました。最大で2週間かかるとの記述がありますが、実際には1週間あれば反映されると思います。

メンバーシップ・リワード・プラスを登録するべきかの判定方法

さて、メンバーシップ・リワード・プラスはポイント交換時には実質必須ですが、そう頻繁に交換する人は少ないと思うので、「ポイント交換時だけ登録する」か「常に登録しておく」かの二択になります。ポイント交換時のことを無視すると、ポイントを何に交換するか、そしてボーナスポイントプログラムでの決済額によって、登録するべきかどうかが変わります。

ポイントを代金支払いやグッズ交換に使うと、最大でも1円にしかならないため、多くの人は航空会社マイルに交換するでしょう。このマイルの価値も、国内線での1マイル = 1〜3円から、長距離国際線ファーストクラスの1マイル = 10円程度まで変わりますし、航空会社によっても1ポイント = 0.8〜1マイルと変動します。

ここではいったんキリの良い数字で「1 ポイント = 1円」として計算します。

すると、年会費3,300円以上のメリットを得るには、年間で3,300ポイントをボーナスポイントプログラムで得れば良いことになります。具体的には、ボーナスポイントプログラムでポイントが3倍になり、決済額の2倍(←3倍ではない。1倍分はメンバーシップ・リワード・プラスに未登録でも得られるため)が追加で得られるポイントであること、そしてアメックスのポイントは100円ごとに1ポイント貯まることから、年間で165,000円以上決済すれば、メンバーシップ・リワード・プラスに登録する価値があります(165,000 = 3,300 * 100 / 2)

例えば、Amazonで毎月13,750円以上買い物をしていれば、条件を満たすことが出来ます(13,750 = 165,000 / 12)。Amazonの使い方によって微妙なところではありますが、日常生活をAmazonに大きく依存している人や、家電やデジタルガジェットをAmazonで買う人なら難しくないでしょう。

また、ボーナスポイントプログラムはJAL公式サイト・HIS公式サイト・アメックスのトラベルオンラインも対象です。そのため、これらのサイトで航空券やホテルの料金を支払えば、年間165,000円の目標に一気に近づきます。一度の旅行だけで条件を満たせる場合もあるでしょう。

なお、外貨決済ボーナスについても書こうとしたのですが、外貨決済ボーナスを登録可能なプラチナ・カードであれば、そもそもメンバーシップ・リワード・プラスの年会費が無料なので、比較する意味がありません。プラチナ・カードをお持ちの方への注意点としては、ファイン・ホテル・アンド・リゾートでの予約はポイントボーナスプログラムの対象にはなりません。ただ、海外のホテルを現地決済すれば外貨決済ボーナスで3倍になるので、海外ホテルで使えばいずれにせよ大きくポイントを稼ぐことが出来ます。

終わりに

メンバーシップ・リワード・プラスは、ボーナスポイントプログラムの対象のお店での買い物が多い人にとってはお得になります。

特に、最近の外出自粛でAmazonやYahooでの買い物が増えている人も多いと思います。メンバーシップ・リワード・プラスに登録するか検討してみるのも良いのではないでしょうか?

ところで、ホテルに泊まったりタクシー代をカードで支払ったりするときに、領収書にサインを求められるときがあります。この時にサラッとサインを書くことができたらカッコ良いですよね。良いカードを持って良いホテルに泊まるなら、身だしなみの一つとして、良いサインを作るのも良いと思います。