飛行機・鉄道

JALで3レグ以上の予約を一部だけ変更・キャンセルする方法

2022-10-02

乗り継ぎが必要なルートで予約をしている場合、1つの予約に3つ以上の区間(レグ)が含まれることがありますが、この場合に一部だけを変更・削除することはWebサイト上ではできません。

この場合に一部だけ変更・取り消しする方法を記します。

3レグ以上の場合の一部変更・取り消しは電話で行う

JALのWebサイトでは予約の一部変更や取消ができますが、1つの予約に3レグ以上が含まれている場合は、Webサイト上では一部のレグだけの変更や取消ができません。

具体的には、2レグまでであればレグごとに変更や削除ができるものの、3レグ以上が含まれると予約全体の取り消ししかできません。

2レグまでならレグごとに変更・取り消しが可能
3レグ以上が含まれていると、予約の全部取り消ししかできず、一部だけの変更・取り消しは不可

この場合、電話で問い合わせることで一部レグの変更・削除が可能になります。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/information/dom/

3レグ以上を1つの予約にまとめるか分割するか

通常の使い方では1つの予約に3レグ以上が入ることはなかなかないはずですが、直通便がないルートで往復すると3レグを超えます(沖縄在住の人が北海道に行こうとすると、羽田や福岡等での乗り継ぎが必要)。またJGC修行をしている人だと1日に4レグ近く乗ることも珍しくありません。

この場合に、すべてのレグを1つにまとめるかどうか、あえて分割して予約するかという選択肢が出てきます。

3レグ以上を1つの予約にまとめる方が良いケース

実際のところ、ほとんどのケースでは1つの予約にまとめた方が良いはずです。

  • 1つにまとめる方が単純に管理しやすい
  • 乗り継ぎ時間がギリギリの場合に考慮されやすい?
  • 台風などのため一部レグが欠航になる可能性がある場合、他のレグも含めて予約全体をキャンセル料なしで取り消し可能

1つ目はそのままの内容です。

2つ目は、乗り継ぎがあると分かっていると降機時に乗り継ぎの案内をしてもらえるので、乗り継ぎ(制限区域を出ずに次の便の搭乗口まで行く)をスムーズに行うことができます。乗り継ぎ時間が元からギリギリの場合や、遅延により乗り継ぎ時間がギリギリになった場合にスムーズに案内されると思われます。特に空港やタイミングによっては、一度制限区域を出てしまうと再度保安検査を通るときに非常に時間がかかることもあるので、特に空港を出る用事が無く、次の便までの待ち時間も多くはない場合は、乗り継ぎの扱いを受けるべく予約をまとめた方が良いです。

3つ目は、台風接近等により欠航の可能性が出てきて「特別な取り扱い」になると、実際に欠航が確定する前でも当該レグはキャンセル料無しで取り消しが可能になります(その場合はJALのWebサイト上で案内が出てくる)。これで取り消す場合、当該レグだけでなく予約すべてのレグでもキャンセル料なしでの取り消しが可能です。沖縄など台風の影響を受けやすい場所を通る予約では重宝します。

3レグ以上を複数の予約に分割した方が良いケース

一方、予約を分割するメリットも無くはないです。

  • 直前まで旅程を組み替える可能性がある場合
  • 株主割引を含む旅程の場合

通常の旅行だとまず無いですが、JGC修行中など特殊な用途では直前まで旅程をいじる人もいます。また、複数の場所を訪れる出張で、経由地での滞在時間が読めない場合も該当するでしょう。この場合はJALのWebサイト上で様々に予約を変えることになります。

購入前であれば全取り消ししてから再度予約しなおせば良いですが、購入後であれば電話で一部レグの修正を依頼する必要があります(全取り消しだと全レグの取消料が発生するほか、搭乗日が迫っている場合は前もっての予約が先得や特割などが予約できなくなっている可能性もある)。しかし電話の受付窓口は日中しか空いていないため、夜しか時間が取れない人にとっては困るケースもあります。その場合は、複数の予約に分割した方が良いかもしれません。

また株主割引を利用すると、他の運賃と一緒の予約にはできないため、株主割引と他の運賃(特便割引など)を併用する場合は、株主割引のレグのみ別の予約に分割する必要があります。同一の予約にしようとすると、分割するように画面上で指示されます。

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