2022年のFOP 2倍キャンペーン期間中にJGC修行を終えました。
かかった費用や思い出などを記します。
JGC修行に費やした費用
「あーあー見たくないー見たくないー」とは思いつつ、費用を計算してみました。
なおこの表の上2つはJGC修行を意識する前のものであり、このときはFOP 2倍キャンペーンは行われていませんでした。修行開始後はFOP 2倍キャンペーンが行われていたので、同じ区間でも修行前と比べて獲得FOPが大きく異なります。
日程 | 区間 | 座席 | 運賃 | 獲得FOP | 費用 |
---|---|---|---|---|---|
- | 羽田-札幌 | ファースト | 特割3 | 1,676 | 29,340 |
- | とかち帯広-羽田 | 普通席 | 特典航空券 | 0 | 0 |
↓ここから修行開始 | |||||
JALカード初回搭乗FOP | 5,000 | ||||
株主優待券6枚 | 21,600 | ||||
1日目 | 羽田-福岡 | クラスJ | 特割3 | 2,328 | 33,380 |
福岡-仙台 | クラスJ | 株主 | 3,160 | 29,190 | |
仙台-札幌 | 普通席 | 特割3 | 1,904 | 27,200 | |
札幌-羽田 | ファースト | 株主 | 2,952 | 31,290 | |
2日目 | 羽田-札幌 | クラスJ | 株主 | 2,136 | 23,290 |
札幌-羽田 | ファースト | 株主 | 2,952 | 31,290 | |
3日目 | 羽田-沖縄 | クラスJ | 株主 | 3,744 | 28,810 |
沖縄-羽田 | ファースト | 株主 | 5,320 | 37,810 | |
4日目 | 羽田-沖縄 | クラスJ | 特割21 | 3,744 | 19,610 |
沖縄-宮古 | クラスJ | 特割21 | 1,000 | 10,240 | |
宮古-沖縄 | クラスJ | 特割21 | 1,000 | 10,240 | |
沖縄-羽田 | 普通席 | 特割21 | 3,352 | 14,610 | |
5日目 | 羽田-伊丹 | 普通席 | 特割1 | 1,240 | 13,910 |
6日目 | 羽田-伊丹 | 普通席 | 特割1 | 1,240 | 17,410 |
伊丹-沖縄 | 普通席 | 特割21 | 2,616 | 15,180 | |
沖縄-羽田 | ファースト | 特割21 | 5,320 | 33,810 | |
合計 | 50,684 | 427,140 |
40万円を超えました。うーん、(FOP 2倍キャンペーンが行われていない通常期間の)FOP修行なら安く抑えられた方かもしれませんが、まとまった金額だったのは間違いありません。
修行を開始した直後は生き急いでいたので決意が鈍る前に直近の日程からチケットを予約しました。そのため特割21などが使えず、高額なチケットばかりになっています。FOP2倍キャンペーン中にも関わらず、FOP単価が10[円/FOP]を超えているものが続出しており、中には15[円/FOP]近くになるものもあります。
一方、後半はある程度慣れてきたので安いチケットも探すようになった+無難に修行の王道ルートである羽田〜那覇便をオフシーズンに予約したので、FOP単価が下がっており、最も低いものだと4.36[円/FOP](修行4日目の沖縄→羽田便)という通常ならば驚愕の数値を記録しています。
すべて合計した結果で見ると8.43[円/FOP]になりました。うまく予約すれば7[円/FOP]近くまでは無理なく下げられたと思いますが…FOP 2倍キャンペーンが行われていない場合の目安である10 [円/FOP]は下回ることになったので、まぁ良しとしましょう。なおJALの株式を持ってはいないので、株主優待券は近くの金券ショップで購入しています(←これもうまく探せばもっと安く入手できたはず)。あと、オフシーズンの沖縄便は、安いチケットを探したらかなり安いですね(長距離飛ぶことを考えると)。
また、684 FOPを余分に獲得しているとも言えますが、まぁこんなものでしょう。
JGC修行の思い出
脈略なく色々書き連ねていきます。
悪い思い出
- 機内安全のビデオでCAさんに1日に何度も「脱出時に手荷物は持たないでください」とキツく言われるのが、怒られている感じがしてドキッとした
- 1日に4レグも乗ると体が疲れる。特に修行1日目は慣れてないのでキツかった。
- 金銭感覚が狂った(カードの支払がががが…)
- 那覇空港で沖縄そばなどを堪能した後に、ファーストクラスの機内食を食べるとお腹がいっぱいになる
- ファーストクラスの機内食でお酒を頼むと、いつも以上にアルコールに酔いやすい気がする
- 平日に有休を使っての隠密修行だったので、公私のスケジュールを見つつチケットを安いチケットを探して予約するのは、単純に手間がかかる上に精神的にも負担のかかるタスクだった
- しばらく飛んでいないと、離陸前にJAL機内で流れているBGMが頭の中で流れてくる。修行の禁断症状か?
- 新千歳空港のレストラン街でぜひ北海道らしいものを食べたかったが、時間の関係(+後でファーストクラスの機内食を食べるので…)で北海道らしいものを食べることは結局できなかった
良い思い出
- 機内安全のビデオでCAさんに1日に何度も「脱出時に手荷物は持たないでください」とキツく言われるのが、(綺麗なお姉さんに言われる上にややMな人にとっては)グッときた
- ご当地の食事を楽しむことができた。個人的には福岡空港のあご出汁うどんが美味
- ついでに、以前から食べたいと思っていた天理スタミナラーメンを人生で初めて実店舗で食べることができた
- 福岡→仙台のJ-AIR便に乗っているときに機内で配られていた、CAさん手作りのルートマップが楽しげなデザイン
- しばらく飛んでいないと、離陸前にJAL機内で流れているBGMが頭の中で流れてくる。なんだかんだでテンションが上がる
- せっかくの修行なので、シンプルさを追求したログブックを自作して製本を業者に依頼する経験をしてみた。(Amazon等で売られているログブックは、デザインが好みではなかった+記入事項が多すぎるので)
- ファーストクラス利用時の機内で、ログブックを自分で書いているときにCAさんに声をかけられたりした(つまりログブックの存在を知っている)ので、ログブックを書く人は一定数いる模様。まあ新千歳空港にあるお店で市販されているくらいですし…
- ブログのネタにはなった
- 修行を通して航空機の運賃制度や空港の設備などに詳しくなった
- 6日間の日程で、何だかんだで全て異なるルートを飛んだ。羽田〜那覇の単純往復ばかりだとつまらないので。
- 那覇空港のJTA便への搭乗ゲートに、整備士さんたちの集合写真が貼られていた(←どれだけの人が気づいているか分からないが…)。個人的にはこういうのは地味に好きである。
- 修行の途中で少し観光も楽しめた。実際に行ったのは、沖縄県立博物館 / 美術館、宮古島の伊良部大橋、そして紅葉シーズンの箕面。
- 那覇空港で延々と流れているBGMが和む
- JALのCAさんのサービスは素晴らしい
JGC修行を終えてどう思うか
正直なところ、JGC修行は時間とお金の無駄遣いだったとは思いますし、決して万人にオススメできるものではないと再認識しました。
ただ…今後JGC/SFC修行をするか悩むことはもう無くなる1ので、時間や頭のエネルギーの節約になります。修行には否定的な意見を持っていたものの、クレカ / ホテラー界隈ではJGC/SFCを持っている人が多くJGC2の存在はずっと気になってはいたので、今回の修行で一応はJGCを獲得できたのは喜ぶことです。さらにJGC修行について、ネット上で集めた情報だけを使うのではなく、実体験として自信を持って情報発信できるようになります。
JAL便に頻繁に乗るような機会は当面は無いので、JGCに費やした投資を回収できるとは思っておらず、はっきり言って自己満足でしかないのですが、精神的にスッキリしたのは間違いないです。そういう意味で後悔はしていません!