2019年11月にシンガポールに行ってきたので、現地で使ったタクシーの事情を記します。日本と違うポイントを先に書いておくと…
- ドアは自分で開け閉めする
- Grabを事前にインストールしておくのが無難
一応、流しのタクシーはあるが…
タクシーの拾い方
タクシー自体は多く走っており、日本と同じように手を挙げることで道端で拾うこともできます(実際、1回道端で拾った)。しかし、他のサイトを見る限りなかなか止まってくれないことが多いようです。ショッピングセンターやホテルなどにタクシー乗り場があり待機していることが多いので、そこから乗るのが無難です。ただし最近はGrabというアプリ(後述)がかなり広まっているので、予約なしで拾うのは若干難しくなってきているようです。
タクシーの屋根の前面に電光掲示板があり、「TAXI」と緑字で書かれていれば空車です。逆に赤字(「HIRED」や「BUSY」などと書かれている)の場合は乗れません。
乗り方と支払い方法
冒頭に書いたとおり、ドアを自分で開け閉めする必要がありますが、それ以外は日本と同様です。行き先を英語で言えば連れて行ってもらえます。中国などだと英語がほぼ通じなかったりしますが、シンガポールでは英語が通じます。
目的地に付いたら当然ですが支払いが必要です。シンガポールでは色のついたタクシー(青とか赤とか)が色々走っており、私はConfortという青色のタクシーを使うことが多かったですが、各種クレジットカード(アメックス含む)が利用可能でした。他のタクシーを見ていても、ざっと見た限りではたいていクレジットカード利用可能なようです。不安であれば、ドアにクレジットカードのマークが貼られているか確認するか、運転手に聞いてみましょう。なおチップは不要です。
Grabを使うのが無難
上記のように、最近はGrabという配車アプリを使っている人が増えているようで、むしろGrabがないと捕まえにくいという意見もあるようです(現地在住の知人談)。そのため、事前にインストールしておくことをおすすめします。支払い用クレジットカードの登録までを乗車前に行っておく必要があります。
なお登録時にSMS認証が必要であり、海外用のレンタルWiFiだとSMSの受信ができないorひどく遅延することがあるため、可能な限り日本にいる間にインストールから初期設定まで済ませておくほうが無難です。なおUberは今はシンガポールでは使えません(Grabになった)。
Grabでの呼び方
日本でタクシー配車アプリやUberを使ったことがある方であれば、使い方は似たようなものです。スマートフォンのGPS機能から現在地が表示されるので、目的地を入力して配車を行えば車がやってきます。明らかにタクシーと分かるような車とは異なり、何も書かれていない車がやってくることもあります。Grab内に車のナンバープレートが表示されるので、それを頼りに車を探しましょう。
アプリ上は近くにいるにも関わらず車が見当たらない場合は、テキストメッセージ(もちろん英語で)や音声通話で運転手と直接やり取りすることができます。音声通話は電話ではなくGrabがアプリの機能として提供するものなので、電話での音声通話に対応していないデータ通信用のWiFiルータを使っている場合でもGrab上で音声通話できます。…なに、「英語の読み書きや会話が全くできない」って?中高6年間で何やってきたんですか!
乗り方と支払い方法
タクシーと同様にドアは自動では開かないので、自分で開け閉めしましょう。Grabで配車依頼をした時点で、目的地は運転手に伝わっています。Grabにクレジットカードを登録しておけば、後でカードに請求が自動で行くようになっているので、降りるときに支払いを行う必要はありません。不安であれば念のため運転手に尋ねるのが良いでしょう。