中山競馬場にて、2019年の有馬記念が12/22に行われます。私自身は競馬は詳しくないのですが、最近は有馬記念の広告をよく見かけるので、行ってみようかと考えています(残念ながらスケジュールの都合で午前中しか居ることができないので、15時台に行われる有馬記念を見ることはできないのですが…)。
その準備として、中山競馬場や競馬について色々調べてみました。
中山競馬場とは
千葉県船橋市にある競馬場で、日本にある競馬場の中では大型で有名なものです。
営業時間・入場料
朝9時に開門します。入場料は200円です。入場する人はかなり多いですが、入場券の発売窓口も多いので、入場券を買うのにかかる時間はそこまで長くないと思います。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/access/hours.html
なお、有馬記念が開催される2019/12/22は、最初のレースの発走は9:35のようです。
http://www.jra.go.jp/JRADB/accessD.html
アクセス
JR船橋法典駅から専用地下道(動く歩道)で徒歩10分です。この駅はJR武蔵野線にある駅なので、都心からだとJR総武線(緩行線なので快速は停まらない)や東京メトロ東西線の西船橋駅で乗り換えることになると思います。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/access/
なお、船橋法典駅で降りる場合はホームの西船橋駅側に、競馬場につながる臨時改札があります。上記の地下道につながるので、そちらの改札を利用しましょう。
競馬新聞とサインペン
競馬と言えば、おっちゃん達が競馬新聞片手にサインペンで何やら予想をしてるイメージです。その時に使う競馬新聞やサインペンも、船橋法典駅(臨時口)の改札付近などで売っていました。あと、なぜか万カツサンドも出張販売していました。記念に買ってみるのも良いかと。
私も試しに競馬新聞(500円・何種類かあったが名前は忘れた)を買ってみましたが、中身はさっぱり分かりませんでした。サインペンは100円だったので、特別安いわけではないです。
混雑状況
施設自体は巨大です。ただ、入場者も多かったので、いきなり行って椅子に座るのは難しいです。階段などに座り込んだり、屋外で場所取りしたりする人がいるくらいなので。
立ちっぱなしの想定で観たいレースだけ見て帰るか、どうしても座りたい場合は事前に指定席を予約するかしましょう。
支払い方法
馬券を当日に現地で買うのは現金のみでした(払戻も現金。なお、インターネットで買うのはカード利用可)。また食事を売店で買うときも、普段使っているコンビニやレストランのようなクレジットカードやスマホ決済のマークは、レジでは見かけませんでした(試したお店は僅かですが、少なくとも目に入る場所にはなかった)。
このため、クレジットカードが使えるかは怪しいので、現金を多めに持っていく方が良いです。なお場内にATMはありますが、当然のごとく長蛇の列だったので、自宅近くで予め引き出しておきましょう。
楽しみ方
競馬場は競馬のために来る場所ですが、それ以外の楽しみ方もあるようです。
競馬
競馬場なので競馬を楽しむことができます。2019/12/22は有馬記念がありますが、有馬記念以外のレースも行われており、朝から楽しむことができるようです。
http://www.jra.go.jp/keiba/calendar2019/2019/12/1222.html
馬券の種類と当たる確率
馬券(正確には勝馬投票券)にはなんと10種類あるようで、初心者(私も含む)には何のことかさっぱり分かりません。
http://www.jra.go.jp/kouza/beginner/baken/
その中でも分かりやすいものは次のものでしょうか。なお、以下で記す確率は8枠16頭(1枠あたり2頭)が出馬し、勝つ馬はランダムに決まり、すべての馬がトラブルなく完走すると仮定した場合の、当たる確率の単純計算です。
- 単勝…1着の馬を1頭選ぶ。当たる確率は1 / 16 = 6.25%
- 複勝…3着までに入る馬を1頭選ぶ。当たる確率は3 / 16 = 18.75%
- 馬連…1着と2着の馬を2頭選ぶ(順不同)。当たる確率は
- 3連複…1〜3着の馬を3頭選ぶ(順不同)。当たる確率は
- 3連単…1〜3着の馬を順番も指定して3頭選ぶ。当たる確率は
なお、上記は単純な確率であり、受け取る金額はその他の要因で変わるので、あくまでも参考程度にして下さい。
馬券を買う時は、マークシートに記入して、券売機にお金とマークシートを入れることで購入します。マークシートは券売機の近くに山積みにされており、マークシート記入のための鉛筆は、その辺に転がっていると思います。人数に比してマークシートに記入するための台が明らかに少ないので、マークシートの記入は頑張りましょう。
馬主席
馬主の場合、馬主用のエリアがあります。馬主になる条件は厳しく、2年連続で所得が1,700万円以上とか継続的に保有する資産額が7,500万円以上などの条件があります。もしお金に余裕のある方はどうぞ(笑)
レストラン・ファストフード
多くの人が入り、朝から夕方まで居る人もそれなりに多い施設のため、食事処は充実しています。レストランは和食・洋食・寿司の計11店舗あり、ファストフードや売店は計40店舗以上あるようです。ただし、それ以上に人が多いので、昼休みの時間は大混雑です。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/restaurant/
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/restaurant/food2.html
その他
ショップや子供向けの遊び場があるようです。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/rcmap/
また、お土産や臨時のショップもありました(ミスタードーナツとか)。
余談:競馬にまつわる面白い話
データ分析と競馬
競馬も含めて、ギャンブルは基本的に胴元が勝つようになっています。ただ、ギャンブルに勝つための研究をする人は古今東西居るもので、データ分析を行う人が以前から居ました。最近は(競馬以外の)データ分析の専門家であるデータサイエンティスト界隈でも一部そのような方がおり、私の知人(データ分析の専門家。下記のリンクの人ではない)も試していたようです。
https://qiita.com/yossymura/items/334a8f3ef85bff081913
外れ馬券裁判
外れ馬券を税務上の経費とみなすかどうかについて最高裁まで争われたことがあります。通常は経費とはみなしませんが、特定の条件では経費とみなして、所得の計算時に収入から控除ことになりました。
https://biz-journal.jp/gj/2016/04/post_276.html
裁判の結果を受けて、税法も改正されました。
https://www.nta.go.jp/information/other/data/h27/saikosai_hanketsu/01-02.pdf