山ごもりのすすめ(万座温泉 日進館滞在記)

ホテル

山の温泉宿に籠もってのんびりするのも良いですよ、というお話です。

ここで扱う内容

以前、私は標高1,800mの場所に位置する温泉宿に3泊4日したことがあります。

雪に閉ざされるため、観光するにもほぼ外出できず、宿に豊富にあった温泉と食事くらいしか楽しみがないという環境でしたが、誰とも話さずに部屋でじっくりと物事を考えることができて良い経験になりました。ここではその時の内容を記します。

「山籠り」と書くと何かの技を習得するためのハードな修行のようにも見えますが、ここで扱うのはそういうのではありません(一度やってみたいものだ)。念のため。

万座温泉 日進館とは

私が滞在していたのは、群馬県の嬬恋村(キャベツの生産が有名ですね)にある万座温泉 日進館という宿でした。

万座温泉日進舘(公式ホームページ)・・・乳白色の湯、木の湯船、標高1,800m万座温泉の老舗。
万座温泉日進舘(旧万座温泉ホテル)公式ホームページ。標高1800m、上信越高原国立公園の美しい自然環境の避暑地、万座温泉。天然温泉めぐり、湯治、健康増進メニュー、万座周辺の地域情報、写真集、オンライン予約、万座温泉スキー場情報。

一般の観光・スキー客の他に、湯治目的にも使える部屋が用意されています。実際、長期滞在している人も多く、18泊目だと言う人もいました(決して、会員ランクアップのためのホテル修行とかではないですよ!)。

まわりの宿泊客を見ると、平日はお年寄りがほとんどでしたが、休日は若い人も多少いました。

外から見た様子

アクセス

最寄り駅はJR吾妻線の万座・鹿沢口駅で、草津あたりまでは特急が出ています(2019年12月現在、台風19号の影響で運休しています)。万座・鹿沢口駅で降りた後、路線バスに乗ることで宿に行くことができます。

ただ、東京都庁から宿に直行するバスに乗ることができる宿泊プランがあるので、それを使うのが一番手っ取り早いです。ちなみに、雪でチェーンを巻く必要があったりしたため、宿まで4時間以上かかった記憶があります(途中休憩あり)。

日によってはこのように雪に閉ざされる

車を持っている人は車で行くのも良いですが、チェーンが必要なレベルで雪が降ることがあるため、雪道に慣れている人のみにした方が良いです。

温泉と部屋

公式サイトを見れば分かりますが、何箇所か温泉があります。「9つの温泉」と書かれていますが、そのうち6つは大浴場に含まれています。ただ、それでも十分すぎるほど多いので温泉を堪能できます。

9つの温泉めぐり(温泉カテゴリトップ) - 万座温泉 日進舘
上信越高原を望む標高1,800mの天空に一番近い&#2...

部屋は豪華なものもありますが、一番安い長期滞在向けの「ゆけむり館和室」もあります。私は「ゆけむり館和室」に滞在し、安いだけあって最低限の設備しかありません(トイレは客室外に出る・お風呂は客室にはなく温泉を使う)でしたが、1人〜2人で過ごすには十分な広さです。

ゆけむり館和室 選べる客室 - 万座温泉 日進舘

山の温泉宿に籠もるメリット

何もしない時間を堪能できる

一番のメリットはこれです。

普段の生活で常に時間に追われている人も多いと思いますが、ここに籠もっている限り何もできないので、時間を贅沢に使うことができます。

将来のことをじっくり考えたり、ただただ現実逃避したいという場合にも使えるかと。なお電波は届くので、残念ながら(?)外部との通信は可能です。

勉強や作業に集中できる

時間があるので、勉強や作業で難しい内容に取り組むのに良いです。

当時、私はとある難関資格試験の勉強をしていました。試験の内容でなかなか理解できないものがあったのですが、時間を贅沢に使える環境で長時間考え続けることによって、ようやく理解できました(今思えばテキストや問題集が悪いだけだったかもですが…)。

温泉に浸かり放題

温泉が豊富にあるばかりではなく、24時間いつでも温泉に入れるのもメリットです。

1〜2泊だと昼間は外出することが大半のため、温泉に入るのは夕方や夜や朝になります。そうすると他の客も多くてゆっくりできなかったり、食事や外出の時間を気にしたりする必要があります。

しかし、長期滞在していればそのような時間の制約は一切ないので、気が向いたときにいつでも温泉に入ることができます。ちなみに私は1日3回入った日もありました。

アクティビティも無いわけではない

冒頭では何もすることが無いようなことを書きましたが、スキー場が隣接されているので、冬はスキーを行うことができます。

スキー場もある

ただ…私は今までスキーを行ったことがなく、インストラクターの指導(平日で他に受講者が居なかったので実質的にマンツーマン)のもとで30代にして初めてスキーを行ったところ、全く滑ることができなかったので半日で止めました(スポーツが超苦手なんです)。

スキーが好きな人にとっては楽しめる環境かと思います。

終わりに

今の世の中では、時間をふんだんに使えるというのが最上の贅沢かもしれません。

物事をじっくり考えたい時や現実逃避したい時に、山の温泉宿は良い選択肢かと思います。