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ウィーン国立歌劇場でオペラを観るためのチケット購入方法

2018-09-27

少し先になりますが、オーストリアのウィーンに旅行する予定です。その際に、せっかくなのでウィーン国立歌劇場でオペラを観ようと思い、オンラインでチケットを予約したので、やり方を記します。今思えば、多少面倒だったのでコンシェルジュに依頼しておけばよかったとも思いますが…。

注意点はこちら。

  • トラブルを避けるため言語は英語を選んでおく
  • 先にユーザ登録を完了してから購入手続きを行う
  • 座席はケチらずに値段が高い席を予約する
  • チケットを家で印刷するオプションの場合は忘れずに印刷する

※実際に観てきた際の記事はこちら

どのサイトで購入するか?

「ウィーン オペラ」などのキーワードで検索するといくつかのサイトが出てきますが、正直なところどのサイトを使うべきなのかはよく分かりませんでした。いくつかのサイトを見比べたところ、とあるサイトは日本語表示がデフォルトで、各公演の説明も日本語で書いていたりするので便利なのですが、座席をカテゴリー(←座席の大まかな場所やランクを表す指標・価格も激しく変わる)単位でしか選ぶことができませんでした。恐らく代理店のサイトでしょうか。

今回、私はCulturallというサイトを利用することにしました。このサイトはデフォルトがドイツ語ですが、英語や日本語の表示もあります(後述しますが日本語表示はあまりおすすめしません)。このCulturallでは画面上で座席を指定できるので、「確実に正面から観たい」「同行者と隣り合った席で観たい」といった場合に役に立ちます。

https://www.culturall.com/

Culturallを使う際の注意点

海外のサイトのため…と言うと語弊がありますが、日本人が日本国内から使用する場合は注意する点があります。

日本語ではなく英語表示にする

日本語だと一部が文字化けしたり、そもそも表示されなかったりするため、トラブルの原因となります。英語も翻訳が不完全な箇所がありますが、少なくとも日本語表示よりはマシです。なおドイツ語を読める方はもちろんドイツ語のままで結構です。

先にユーザ登録を行ってからチケットを予約する

チケットを予約する過程でユーザ登録を行うこともできますが、(それが原因かは断定できていないですが)チケット購入時にエラーが発生しました。安全のためには先にユーザ登録を行ったほうが良いかと。

座席は思い切って高い席を予約する

同じ公演でも、座席の場所によって値段が大きく変わります。実際に行ってみて分かったのですが、安い座席だとほとんど見えない場合があります。

ウィーンに飽きるほど行っている別ですが、多くの人にとってウィーンでオペラを観るのは人生でせいぜい1〜2回だと思うので、悪い思い出にしないためにも、思い切って高い席(1階の平土間か、ボックス席だと最前列)を予約しましょう。

チケットの印刷を忘れないように

チケットの受け取り方は複数のパターンがあり、一番安いのは自宅で印刷する方法です(他には窓口での受け取りやホテルでの受け取りなどの選択肢がある)。この場合は当然ですが、印刷を忘れないようにしましょう。

購入手順

以下で購入手順を説明します。

まずはユーザ登録

初回利用時(←きっと多くの日本人はそうでしょう)は、Culturall用のアカウントを作成する必要があります。ドイツ語を読める人はこの手順は不要ですが、まず画面右上から英語表示に切り替えましょう。次に、メニューバーの下にあるregisterリンクからアカウント登録画面に移り、氏名等を入力します(日本語表示だと一部文字化けしている)。下の方に、ドイツ語のままで残っている箇所がありますが、恐らく広告メールを受け取るかといった内容でしょう(Google翻訳によると)。

公演と座席の指定

ユーザ登録を行いログインした状態で、チケットを予約します。これは説明するまでもないので、画面を操作して希望の公演を選んでください。予約時に座席を指定することも可能です(他のサイトだと座席単位ではなくカテゴリー単位でしか選べないこともある)。確か氏名を入力する欄もあった気がしますが、ここで敬称を色々選ぶことができます(よくあるMr./Ms.だけでなくDr.とか。博士の方はぜひ選択しましょう(笑))が、日本語表示だと半分以上が空白になってしまいます。恐らくシステムが持っているドイツ語から日本語への対応表が欠落しているのでしょう。

チケット受け取り方法の指定

手順を進めると、チケットの受け取り方法を指定する箇所があります。

劇場の窓口で受け取るか、ホテルに郵送を依頼するかという選択肢以外に、PRINT@HOMEという選択肢があります。これは文字通り自宅で印刷するということです。この方法で予約した場合、実際に印刷可能になるのは公演の2ヶ月前からのため、2ヶ月以上先の公演を予約した場合はその時点では印刷できません。2ヶ月前になると、印刷可能になった旨のメールが届くので、忘れずに印刷しましょう(ただし直前すぎると印刷できない模様)。

購入手続き

チケットの購入はクレジットカード払いが可能です。ご丁寧にも、カード決済の認証開始時と、購入完了時のそれぞれでメールが配信されます(実際にはほぼ同時に2通のメールが届くことになる)。

"Your credit card has been charged. Your booking has been successfully completed!"というメールが届いたら、予約+購入完了です。

なお、私は当初はチケットの予約の過程でCulturallのアカウントを作成したのですが、その場合はカード決済の時点でシステムエラーになりました。そのことが関係しているのか、それとも別の理由でエラーになったのかは分かりませんが、先にログインしてから購入すると正常に購入できたので、アカウント登録を先に済ませるようにしたほうが無難です。

終わりに:ウィーン国立歌劇場のオペラのチケットはネット上で可能

言語など少し気をつけるべき点がありましたが、ネット上で予約が完了しました。予約が可能なサイトはいくつかありますが、今回使ったCulturallだと座席単位での指定ができるのでおすすめです。

ただ、面倒であればアメックス・プラチナ以上の場合に利用可能なコンシェルジュに依頼した方が良いかもしれません。

実際に観てきたときの記事はこちらです。

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