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エバー航空 エコノミークラス搭乗記(台北→マカオ・A321)

台北の台湾桃園空港からマカオに行く際にエバー航空を利用しました。

なお、搭乗時点においてスターアライアンス系列航空会社のステータスはありません。

台湾からマカオへの移動方法

今回、旅行で台北からマカオに移動することを考えました。

私はスターアライアンスではステータスは何もないものの、JMBサファイア・JGC本会員なので、できればワンワールド系列の飛行機を使いたいと考えました。しかしながら、台湾のFSCのうち、チャイナエアラインズ(中華航空)はスカイチームである上にそもそもマカオへの便がないため、今回はエバー航空を利用しました。

なお、台湾とマカオを結ぶ便として、タイガーエア台湾(中華航空傘下のLCC)やマカオ航空(マカオのFSC)、スターラックス航空(台湾の航空会社)があるようです。

A321機での台湾→マカオ便

台湾桃園空港

国立故宮博物院からUber Taxiで空港に到着。

まずは余った台湾ドルの両替を行います。この後にマカオや香港に行くため、空港の両替商で台湾ドルを香港ドルに両替します。

マカオの通貨はマカオ・パタカですが、現地では香港ドルも通用します。マカオ・パタカの方が僅かにレートが良いものの、マカオ・パタカはマカオ以外では一切使えないのに比べて、香港ドルは香港でも利用できる上に日本円への両替もしやすい(日本国内でマカオ・パタカを日本円に両替できる方法が思いつかない)ので、マカオでの滞在が短期間であれば、香港ドルのほうが便利な気がします。

両替商では香港ドルの紙幣に両替することはできましたが、端数がそれなりに硬貨として返却されました。この場合、空港内のお土産店では硬貨とクレジットカードを組み合わせて支払うことも可能なので、お土産を買って台湾ドルの硬貨を使い切るのが良いでしょう。

その後、エバー航空のカウンターでチェックインし保安検査場を通ってゲートへ。なお台湾→マカオ便ということですが出国検査的なものはあります。保安検査の行列の入口でPCR検査(?)キットが希望者に無料で配られてました。またサーモグラフィーでの監視もされていたので、発熱がある方はご注意ください。

上述の通りスターアライアンスのステータスは無いですし、エコノミークラス利用なので、エバー航空のラウンジには入れません。またプライオリティ・パスは持っていますが、アメックス・グリーン付帯のもので、毎回35ドルの支払いが必要です。搭乗まで1時間程度待てば良いだけだったので、ゲート前の椅子でしばし待ちました。

公衆電話があったのですが、アメックスは使用不可なもののJCBが使えたのが個人的には意外でした。

今回は沖止めだったので、バスに乗って飛行機へ。

エバー航空 A321機内の様子

A321はナローボディ機で、エコノミークラスは3列+3列でした。

離陸前の安全のビデオは、なぜか古き良き時代のスパイ映画を彷彿とさせるものでした。

離陸してしばらくすると、機内食が配られました。夕食には微妙に早い時間帯だったこと、また短距離なこともあり、夕食というよりは軽食という位置づけです。

ちなみに、A321機は機内前方にビジネスクラスが数席ありましたが、別にフルフラットになるとかではなく広めの座席という程度だったので、他の国際線ビジネスクラスの豪華さを想像すると少しがっかりする気がします。もっとも、台北〜マカオ便は2時間弱なので、そこまで座席を豪華にする必要性が無いといえばそれまでですが。

https://www.evaair.com/ja-jp/fly-prepare/flying-with-eva/cabin-classes/premium-laurel-class-and-business-class/

マカオ国際空港着陸後

滑走路からカジノのホテル群が見えます。地図を見ると滑走路が沖に飛び出ていますが、空港のビルは沖ではなく陸側にあります。

通常の国際線と同じく、入国審査があります。比較的小規模の空港のため、他の大型機の到着と重なったりしなければ、入国審査の行列もそこまで長くはなりません。手荷物引き取りを通るとマカオに到着。建物を出てすぐにタクシー乗り場があり、そちらは行列ができていました。ただ、カジノがあるホテルへのシャトルバスは比較的空いていました。バスは無料ですし、結構頻繁に来るようなので、特別急いでいるとかでなければホテルのシャトルバスが便利でしょう。

ボーディングブリッジからホテルが見える

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