上海に行ってきた際に上海虹橋(ホンチャオ)国際空港を利用したので、プライオリティパスで使ったラウンジについて記します。よくJAL/ANA指定ラウンジであるVIP Lounge V01の情報を目にしますが、ここではあえてV03を利用しました。なお、到着時にプライオリティパスで利用可能なラウンジはありません。ここで説明しているラウンジは出発時に利用可能なものです。
また上海の近くには2つの空港があり、この空港はそのうちの1つで、もう1つは上海浦東(プードン)国際空港です。この2つは上海の市内中心部からは逆方向にある(東京の都心部から見た羽田空港と成田空港の違いに似ている)ため、くれぐれも間違いのないようにしましょう。
VIP Lounge V03を利用
出国審査や保安検査を通過したあと、4Fに行くとラウンジがあります。プライオリティパスで利用可能なラウンジはいくつかありますが、今回はエスカレーターで4Fに上がって右にあるVIP Lounge V03に行きました。
中には温かい食事や、ビールを含むドリンクがあります。食事は日本人の口にも合う美味しいものでした。なお自分で取る料理のほかに、麺類を注文することもできたようです(出る直前に気づいたので未確認)。テーブル席の他にソファー席もあります。
JAL/ANAのビジネスクラス等で利用可能なVIP Lounge V01と比べて、VIP Lounge V03はやや小さめです。ただその分(?)日本人は少なく(正直なところ、私は人が嫌いなので、空いていることは重要!)、比較的空いているのかとも思いました。もし混んでいたら同じフロアにあるVIP Lounge V01に移れば良いと思います。
上海虹橋国際空港内の施設
ラウンジとは関係ないですが、この空港を利用しての入出国時に使えそうな情報も記しておきます。
両替・ATM
以前別の記事に書きましたが、上海に滞在する際には中国人以外にとっては現金が意外と必要です。国際線到着フロアには通貨両替ショップがあるほか、その1つ上のフロア(国際線出発フロア)にATMがあります。タクシーでクレジットカードは使用できないので、ここで現金を手に入れておきましょう。
上海市内から空港へのアクセス
上海の市内中心部からは、タクシーだと渋滞していなければ50元(約800円)程度で行けますが、渋滞していると100元弱かかることもあるようです(もし300元かかったとすれば ぼったくりに遭っているものと思われます)。ちなみに上海のタクシーの運転手は一部を除いて驚くほど英語が通じないので、行き先を伝えるときは中国語で空港名を紙に書いて見せるのが無難です。
国際線はターミナル1です。ターミナルビルは大きく、出入りするためのドアが何個かあるように見えますが、実際には(おそらく)1つを除いて緊急時以外使えないようになっています。その1つのドアを通過した直後に手荷物検査があるので、チェックインカウンターに行くだけでも結構時間がかかります。その他、出国検査や保安検査にも思った以上に時間がかかるため、遅くとも2時間前には空港に到着した方が良いでしょう。
出国前のショッピング
保安検査を抜けた後にはショッピングフロアがあります。ただし他の国際空港に比べると、思ったほど大きくはないように思います。
保安検査を抜けた目の前にあるエスカレーターを登った先にはゴディバのお店がありました。残念ながら支払いにアメックスは利用できませんが、VISAカードは利用できました。また一部を現金で支払い、残りをVISAカードで支払うということもできたので、現金が余っている場合はここでお土産を買えばよいでしょう。