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繁字体中国語の都市を巡る旅の思い出と各都市の違い

2024年の年始は繁字体中国語の都市を巡っていました。

旅の記録

交通手段や現地のホテル・観光についていくつか記事を書きました。なおマカオはカジノしか行ってないので、観光のページはありません。

  1. 羽田→台北 JAL B787-9 エコノミークラス
  2. シャングリ・ラ ファーイースタン台北に宿泊(ホライゾンプレミアルーム)
  3. 台湾観光(九份・金瓜石・寧夏夜市・国立故宮博物院)
  4. 台北→マカオ エバー航空 A321 エコノミークラス
  5. コンラッドマカオに宿泊(キングデラックススイート)
  6. ザ・ロンドナー・マカオ(旧 サンズ・コタイ・セントラル)のカジノで負ける(笑)
  7. マカオ→香港 コタイウォータージェット(フェリー)
  8. ペニンシュラ香港に宿泊(グランドデラックスハーバービュー)
  9. 美術館 M+ で作品を見る
  10. 香港→羽田 JAL B787-9 プレミアムエコノミークラス

各都市の違い

いずれも繁字体中国語圏で地理的には比較的近いのですが、いくつか違いがありました。

使える言語

基本的には(タクシーを除いて)英語が通じやすいです。高級ホテルばかり滞在していたのもあるでしょうが、日本よりは英語が通じそうでした。

しかし、道路標識などに書いている言葉について、デフォルトで使用される言語が違っていました。

台北

台北は繁字体中国語がメインで、サブとして英語の表記がありました。現地語がメインでその下に小さく英語が書いているという意味では日本と同じです。

なお日本人観光客が多いためか、空港やホテルなど、簡単な日本語なら通じる可能性がある場所もあります。また英語以外の外国語として、日本語が書かれていることもありました。例えば国立故宮博物館の展示品の大きな説明(部屋の入り口辺りに貼ってあるもの)は、繁字体中国語+英語+日本語で記載されていました。

マカオ

マカオは最初に中国語、その次は英語…ではなくポルトガル語でした。

英語は第3の言語として標識などには書かれていました。スペースの関係で2言語しか書けない場合は、英語の表記がないことになります。

なおカジノやホテルの中では英語+中国語だったので、英語が分かるのであれば問題ありません。

香港

最近は繁字体中国語がメインで英語がサブになっている看板等も増えていますが、昔からある道路標識(通りの名称が書いている案内標識など)は英語がメインで繁字体中国語がサブになっています。元々が英領だった上に、他国から来る人が非常に多かったことの名残なのでしょうか。中国語が分からない人にとっては便利な街でした。

タクシーの支払い

多くの場合で英語が基本通じない+現金のみのケースが多いので、今の時代からするとやや使いづらい印象です。

日本で使っている配車アプリのUberは台北でも香港でも普通に使えました。Uberで配車を依頼すると、行き先を英語等で入力可能で、登録しているクレジットカード(アメックス含む)で決済が可能なので、言語面などで不安があれば、通常のタクシーより少々割高ではありますがUberを使うのが無難です。

台北

東京ではデジタルサイネージ付きのJapan Taxiが多いですが、台北でも同様のデジタルサイネージ付きのタクシーが多かったです。ただし台湾は右側通行なので、デジタルサイネージの位置も左右が逆ですが。

東京のデジタルサイネージはビジネスマン向けの広告が多いですが、台北のものはビジネスマンに限らず消費者一般向けのようであり、8割位が美容・健康関係でした。あと選挙が近かったため選挙の候補者の広告もたまに混ざっていました。

マカオ

今回はホテルのシャトルバスだけで移動したので、タクシーについて分かったことはありません。。

香港

タクシーは台北より若干古い車種の傾向があります。英語が使える場所が多い香港の割には、英語が通じにくいor通じたとしても通じてないことが多いので、行き先を中国語で書いた紙を見せるなどの対応が必要な場合があります。

また、ビクトリアハーバーをまたぐ移動の場合は50 HKD(= 約1,000円)が追加でかかる上に、海底を通る道路の出入り口まで少々遠回りこともあるので、移動が頻繁だと地味に効いてきます。いや、正確に言えば金額自体は仕方がないものの、クレジットカードを使えないので、手持ちの現金が目に見えて減っていくのが辛いで(チップも必要な街なので、現金がなくなってしまうと、ATMで引き出すのが面倒…)。時間があれば地下鉄やスターフェリーを使うのも良いでしょう。

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